2020年03月23日東太平洋海嶺M6.1の地震

東太平洋海嶺でM6.1の地震、太平洋プレート境界沿いM7クラスへの繋がりは


 
日本時間2020年03月23日07:38に東太平洋海嶺でM6.1の地震が発生した。東太平洋海嶺でM5.5以上の地震が記録されたのは88日ぶり。

 

2020年03月23日07:38 M6.1 東太平洋海嶺(深さ約10km)

東太平洋海嶺における地震について

今回の地震は2020年に世界で発生したM6.0以上の地震としては2020年03月18日にインドネシアで発生したM6.3以来4日ぶりで、2020年としては26回目となる。

東太平洋海嶺でM5.5以上の地震が観測されたのは2019年12月25日のM6.1以来88日ぶり。その前は2019年10月01日のM6.0であった。

東太平洋海嶺では2019年にM6.0以上の地震が3回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年に東太平洋海嶺で記録された地震を規模別にランキングするとこのようになる。
2019年12月25日 M6.1 東太平洋海嶺(深さ10km)
2019年08月02日 M6.0 東太平洋海嶺(深さ10km)
2019年10月01日 M6.0 東太平洋海嶺(深さ10km)
2019年01月30日 M5.9 東太平洋海嶺(深さ10km)
2019年05月16日 M5.9 東太平洋海嶺(深さ10km)

1901年以降、東太平洋海嶺で発生してきたM6.0以上の地震は109回でそのうちM7.0以上であったのが2回。20世紀以降、過去最大だったのは1920年03月20日のM7.0で深さは約10kmであった。

東太平洋海嶺で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1920年03月20日 M7.0 東太平洋海嶺(深さ約10km)
2014年10月09日 M7.0 東太平洋海嶺(深さ約16.54km)
1970年01月21日 M6.7 東太平洋海嶺(深さ約10km)
2001年08月06日 M6.7 東太平洋海嶺(深さ約10km)
2014年10月09日 M6.6 東太平洋海嶺(深さ約10km)

今回の震源付近で地震が起きた際の傾向性

今回の震源位置から約50km以内、深さ0kmから30kmの範囲で発生したM5.6からM6.6の地震18事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内の世界における発震状況を追跡すると、東太平洋海嶺を含む南太平洋周辺でM6.5以上の地震が複数回記録されていたのはメキシコの6回、ペルーの4回、チリの3回と中南米が目立っていた他、パプアニューギニアの7回、フィジーの6回、バヌアツの5回など大洋州でも多くみられた。

合計では18事例中、2ヶ月以内にM6.5以上の地震へと繋がっていたのは中南米が12回、大洋州が14回という結果であった。

また、アリューシャン列島で6回、マリアナ諸島でも4回など、太平洋プレート境界沿いにおける強い地震が発生していたケースが目立つ。

日本において2ヶ月以内にM6.5以上が起きていたのは18例中4回。1950年11月の四国沖M6.7・震度4、1956年02月の鳥島近海M6.9・震度3、1992年07月の三陸沖M6.9・震度3、2009年10月の奄美大島北東沖M6.8・震度4であった。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。