• 国内地震
  • 国内M4.5(M5クラス)以上地震。小規模地震はNewsFlashをご覧下さい。
2020年03月28日浦河沖M4.9・震度3の地震

浦河沖でM4.9・震度3、千島海溝沿いから北海道で続く地震


 
2020年03月28日09:58に浦河沖でM4.9・震度3の地震が発生した。浦河沖では04:33にもM3.8・震度1の地震が起きたばかり。付近では、約2kmの距離で1967年04月16日にM5.1・震度3の地震が起きていた。

 

2020年03月28日09:58 M4.9・震度3 浦河沖(深さ約60km)

浦河沖と今回の震源付近における地震

浦河沖では04:33にもM3.8・震度1の地震が今回の震源から北東側で発生したばかりだった。浦河沖で24時間以内に2回以上の地震が続いたのは2017年09月09日から10日にかけて以来2年半ぶり。

北海道から千島海溝沿いにかけては02月13日に択捉島南東沖でM7.2が起きていた他、03月25日には千島列島でもM7.5が観測されるなど大地震が相次いでおり、周辺への影響が注目されていた。

今回の地震を含め過去30日間で浦河沖において記録されたM3.0以上の有感地震発生数が3回であるのに対し2013年から2019年までの期間、浦河沖の1ヶ月あたり平均発生数は1.4回であることから、現状は通常に比べ地震の回数がやや多いと言える状態である。

今回の地震は2020年としては5回目。浦河沖では2019年に12回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計4回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が4回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

1919年以降、浦河沖で発生してきた有感地震は1,154回でそのうちM5.0以上であったのが135回。またM6.0以上は21回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1982年03月21日のM7.1・震度6(昭和57年(1982年)浦河沖地震)で深さは40kmであった。

浦河沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1982年03月21日 M7.1 震度6 浦河沖(昭和57年(1982年)浦河沖地震)
1981年01月23日 M6.9 震度5 浦河沖
1944年02月01日 M6.8 震度4 浦河沖
1968年09月21日 M6.8 震度5 浦河沖
2016年01月14日 M6.7 震度5弱 浦河沖

また今回の震源から約5km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1967年04月16日に約2kmの距離で発生した浦河沖 M5.1・震度3(深さ52km)であった。
 

浦河沖と今回の震源付近で地震が起きた際の傾向性

今回の震源位置から約5km以内、深さ40kmから80kmの範囲で発生したM4.4からM5.4の地震10事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内に北海道及び千島海溝沿いでM5.5以上の地震が起きていたのは10例中6例で、東北地方では10例中5例であった。M6.5以上に繋がっていたのは北海道及び千島海溝沿いが2回、東北地方が1回であった。

浦河沖から直近でM7.0以上の大地震が起きていたケースもみられ、2012年12月05日に浦河沖でM4.4・震度2の地震が今回の震源付近で発生するとその2日後に三陸沖でM7.3・震度5弱の地震が観測されていた。

震源地別には、2ヶ月以内に複数回のM5.5以上を記録していた北海道及び千島海溝沿い、東北地方の震源は根室半島南東沖と三陸沖でそれぞれ2回であった。

追記:【NewsFlash】03月28日の浦河沖M4.9がM5.0・震度3に、2年半ぶりのM5超え地震
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。