2020年04月02日宮古島近海M4.5・震度3の地震

宮古島近海でM4.5・震度3、5日間で3回目の沖縄地方M5クラス以上地震


 
2020年04月02日19:08に宮古島近海でM4.5・震度3の地震が発生した。宮古島近海で有感地震が記録されたのは9日ぶり。すぐ西側の石垣島近海では03月29日から5回の地震が相次いでいる他、03月31日には与那国島近海でもM5.5・震度2のM6クラスが起きたばかりであった。

 

2020年04月02日19:08 M4.5・震度3 宮古島近海(深さ約50km)

宮古島近海と今回の震源付近における地震

宮古島近海で有感地震が観測されたのは2020年03月24日のM3.0・震度1以来9日ぶり。その前は2020年03月24日のM3.4・震度1であった。

今回の地震を含め過去30日間で宮古島近海において記録されたM3.0以上の有感地震発生数が3回であるのに対し2013年から2019年までの期間、宮古島近海の1ヶ月あたり平均発生数は1.3回であることから、現状は通常に比べ地震の回数が多いと言える状態である。

宮古島近海付近では03月末以降、強い地震が相次いでいる。03月29日から石垣島近海でM5.0を含む5回の有感地震が続いている他、03月31日には与那国島近海でもM5.5・震度2のM6クラスが起きたばかりなのだ。

今回の震源付近にはM6.9~M7.2程度の地震が30年以内に「不明」の確率で予測されている宮古島断層帯が走っている。

宮古島近海では2019年に16回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

1919年以降、宮古島近海で発生してきた有感地震は473回でそのうちM5.0以上であったのが66回。またM6.0以上は12回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1926年08月07日のM7.0・震度4で深さは28kmであった。

また今回の震源から約5km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2014年09月18日に宮古島近海でM5.2・震度4の地震が約2kmの距離(深さ50km)で起きていた他、2007年09月22日に宮古島近海でM5.1・震度3の地震が約3kmの距離(深さ48km)で起きていた。
 

宮古島近海と今回の震源付近で地震が起きた際の傾向性

今回の震源位置から約5km以内、深さ30kmから70kmの範囲で発生したM4.0からM5.0の地震18事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内の全国における発震状況を追跡すると、M5.5以上の地震が最も多く起きていたのは台湾付近と沖縄地方でそれぞれ18事例中8回ずつのM6クラス以上を記録していた。

沖縄地方の内訳は与那国島近海が3回、沖縄本島北西沖と奄美大島北東沖がそれぞれ2回、1回ずつ揺れていたのが沖縄本島近海、宮古島近海、石垣島北西沖であった。

上記の条件で発生した18例のうち、2ヶ月以内に台湾付近と沖縄地方でM7.0以上の大地震に繋がっていた事例はなかったが、M6.5以上のM7クラスは台湾付近で1例、沖縄地方で4例見つかった。

前述の通り沖縄地方では03月末以降、中規模地震が多発している状況であることから、当面注意が必要と考えられる。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。