2020年04月07日日向灘M4.6・震度3の地震

日向灘M4.6・震度3の過去事例とその後の南海トラフ関連地震


 

2020年04月07日14:12に発生した日向灘M4.6・震度3の地震で、今回の震源位置から約10km以内、深さ20kmから50kmの範囲で発生したM4.1からM5.1の地震10事例についての傾向性は以下の通りであった。

 

2ヶ月以内の全国における発震状況を追跡すると、日向灘と同じ九州地方で10事例中複数回のM5.5以上を記録していたのは薩摩半島西方沖の2回であった。

1984年08月の事例では日向灘から8日後にM5.5・震度4、2009年08月の事例でも日向灘から29日後にM6.0・震度4と、どちらも1ヶ月以内の発震であったことから、一定の関連性は否定できない。

南海トラフ関連で10事例中複数回のM5.5以上を記録していた震源はなかったが、いくつか気になる地震も起きていた。

1954年03月の事例で日向灘から23日後に四国沖M6.0・震度3。1984年12月の事例では日向灘の23日後に和歌山県北部M5.8・震度4、その21日後に宮崎県北部山沿いでM5.8・震度3。

2000年06月のケースでは日向灘の4日後に種子島南東沖M6.2・震度3とその19日後に発生した大隅半島東方沖M6.0・震度4。

そして2009年08月の事例では日向灘の4日後に東海道南方沖でM6.8・震度4が発生するとその2日後に今度は駿河湾でM6.5・震度6弱といった展開もみられていた。

大地震に繋がっていたケースもある。1983年11月に日向灘で上記の条件における地震が発生すると、42日後に三重県南東沖でM7..0・震度4の地震が起きていたのだ。更に2005年03月20日の福岡県北西沖M7.0・震度6弱の福岡県西方沖地震の前にも、前月の02月11日に日向灘では有感地震が観測されていた。
 

※画像は気象庁より。