2020年04月08日薩摩半島西方沖M4.1・震度3

薩摩半島西方沖でM4.1・震度3、目立つ九州南部の地震活動


 
2020年04月08日02:53に薩摩半島西方沖でM4.1・震度3の地震が発生した。薩摩半島西方沖では2020年04月05日06:57にもM4.0・震度2の地震が深さ9kmで起きていた他、ここ数日九州南部における地震活動が目立っている。

 

2020年04月08日02:53 M4.1・震度3 薩摩半島西方沖(深さ約10km)

薩摩半島西方沖で有感地震が観測されたのは2020年04月05日のM4.0・震度2以来3日ぶり。その前は2020年03月06日のM3.9・震度1であった。

04月05日のM4.0は深さ10kmと今回と同様であったが、震源の位置は今回より南側、薩摩半島の近くと離れていた。

今回の震源からやや東側には甑断層帯が走っており、30年以内にM7.5程度の地震が最大1%の確率で発生するとされている。

薩摩半島西方沖における今回の地震に当たっては、この数日、宮崎県や鹿児島県の東西で地震が増加している点が目立っている。04月05日の薩摩半島西方沖以降、宮崎県の内陸部や日向灘、種子島近海といった場所で揺れが相次いでいるのだ。

04月05日 M4.0・震度2 薩摩半島西方沖
04月05日 M2.9・震度1 宮崎県北部平野部
04月07日 M4.6・震度3 日向灘
04月08日 M3.1・震度1 種子島近海
04月08日 M4.1・震度3 薩摩半島西方沖

今回の地震を含め過去30日間で薩摩半島西方沖において記録されたM3.0以上の有感地震発生数が2回であるのに対し2013年から2019年までの期間、薩摩半島西方沖の1ヶ月あたり平均発生数は0.9回であることから、現状は通常に比べ地震の回数が多いと言える状態である。

今回の地震は2020年としては5回目。薩摩半島西方沖では2019年に6回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計4回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が3回、M5.0以上が0回となっている。

1919年以降、薩摩半島西方沖で発生してきた有感地震は243回でそのうちM5.0以上であったのが44回。またM6.0以上は6回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2015年11月14日のM7.1・震度4で深さは17kmであった。

薩摩半島西方沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2015年11月14日 M7.1 震度4 薩摩半島西方沖
1928年06月03日 M6.6 震度5 薩摩半島西方沖
1960年03月04日 M6.1 震度4 薩摩半島西方沖
2009年09月03日 M6.0 震度4 薩摩半島西方沖
1926年06月05日 M6.0 震度2 薩摩半島西方沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1959年04月28日に薩摩半島西方沖でM5.2・震度3の地震が約10kmの距離(深さ11km)で起きていた他、1959年04月15日に薩摩半島西方沖でM5.2・震度3の地震が約15kmの距離(深さ13km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1959年10月03日に約16kmの距離で発生した薩摩半島西方沖M5.5・震度3(深さ0km)であった。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。