2020年04月14日ケルマデック諸島M6.0の地震

ニュージーランド北のケルマデック諸島でM6.0の地震


 
日本時間2020年04月14日10:06にケルマデック諸島でM6.0の地震が発生した。ケルマデック諸島では03月14日にもM6.4の地震が起きていた。

 

2020年04月14日10:06 M6.0 ケルマデック諸島(深さ約10km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM6.0以上の地震としては2020年04月12日に中央インド洋海嶺で発生したM6.1以来2日ぶりで、2020年としては31回目となる。

ケルマデック諸島でM5.5以上の地震が観測されたのは2020年03月14日のM6.4以来31日ぶり。今回の震源周辺では2019年06月にM7.3の大地震をはじめとするM6.0以上が2019年に8回発生していた。

1901年以降、ケルマデック諸島を震源とするM6.0以上の地震は278回でそのうちM7.0以上であったのが26回。
20世紀以降、過去最大だったのは1917年05月01日のM8.2で深さは約15kmであった。

今回の震源位置から約50km以内、深さ0kmから30kmの範囲で発生したM5.5からM6.5の地震5事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内の世界における発震状況を追跡すると、M6.5以上のM7クラス地震が最も多く起きていたのはアリューシャン列島で5回の事例中3回のM7クラス以上へと繋がっていた。

また日本でも5回中2回でM6.5以上のM7クラスが発生していた。2011年07月の事例ではケルマデック諸島における上記の条件後3日後に三陸沖でM7.3・震度4が、2013年07月の事例では47日後に鳥島近海でM6.8・震度4の地震がそれぞれ起きていた。

ケルマデック諸島における地震後に最もM7クラス以上が多く起きていたのがアリューシャン列島である点、日本で揺れていたのが三陸沖と鳥島近海といずれも太平洋プレート境界沿いであった点に加え、1951年10月のケースでも31日後に太平洋プレート境界沿いである千島列島でM7.0の地震へと繋がっていたことから、こうした地域における強い地震への注意が必要と言える。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。