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2017年01月09日御前崎港で11頭のイルカ打ち上げ、相次ぐ太平洋側での異変


 
2017年1月9日、静岡県の御前崎港で浜辺に11頭のイルカが打ち上げられていたと静岡新聞が伝えている。太平洋側では最近、クジラやイルカの話題が相次いでいる状態だ。

御前崎港でイルカ11頭が打ち上げ

記事によると11頭のうち2頭は既に死んでおり、9頭を現地の海上保安署などが海に返したと言うが、御前崎港内にはまだ10頭以上の群れがいるため今後も打ち上げられる可能性があるという。

「イルカが迷い込むのは珍しい」と御前崎市では語っていると言うが、イルカやクジラの打ち上げは大地震の前兆ではないかと考える人も多いため、東海から南海にかけての所謂南海トラフ巨大地震への懸念が高まる可能性が高そうだ。

静岡県では2016年11月8日に沼津港でリュウグウノツカイの幼魚が見つかっていた他、11月30日には深海魚のラブカが網にかかったと沼津港の深海水族館が明らかにしたばかりだった。
 

太平洋側で相次ぐイルカ・クジラ

イルカやクジラの打ち上げが大地震に繋がっていたケースとしては何と言っても東日本大震災が最も知られている事例だろう。2011年3月4日、茨城県の海岸に約50頭のイルカが打ち上げられていたというものだったが、その直前にニュージーランドで多くの犠牲者を出したクライストチャーチでのカンタベリー地震でも、地震のわずか2日前に100頭以上のイルカが現地で打ち上げられていた。

その後、日本沿岸にクジラやイルカが打ち上げられる度に地震発生への不安が高まったが、地震には繋がらなかったケースも多くあることに注意は必要だ。とは言え、2016年4月の熊本地震の際には約10日前と約1週間前に熊本県天草市や長崎県長崎市でそれぞれザトウクジラが定置網に入ったり打ち上げられたりしていた点に照らせば、念のため警戒するに越したことはない。

日本列島の太平洋側でイルカやクジラの打ち上げが2017年に入り相次いでいる。既に紹介したが、2016年大晦日と2017年元日には高知県でイルカが、そして1月5日にも徳島県でイルカやクジラがそれぞれ港や浅瀬に迷い込んでいるのが見つかっているのだ。

1月8日に紹介した南関東や四国における地震発生予測をはじめ、首都圏をはじめ万一大地震が起きるようなことがあれば日本全体に甚大な被害を及ぼしうる場所だけに、四国に続き静岡県でイルカが、しかも11頭も打ち上げられた今回の現象は国内での地震に対する警戒を高めそうだ。
 
※画像はGoogleマップより。
関連URL:【静岡新聞SBS】御前崎港にイルカ11頭 浜辺で2頭死ぬ