2020年04月29日福岡県北西沖M3.9・震度1

福岡県北西沖でM3.9・震度1、震源は沖合の珍しい位置


 
2020年04月29日13:44に福岡県北西沖でM3.9・震度1の地震が発生した。福岡県北西沖で有感地震が記録されたのは44日ぶりだが、今回の震源である沖合で有感地震が観測されるのは珍しい。

 

2020年04月29日13:44 M3.9・震度1 福岡県北西沖(深さ約10km)

福岡県北西沖で有感地震が観測されたのは2020年03月16日のM3.8・震度3以来44日ぶり。その前は2020年03月03日のM3.5・震度2であった。

また福岡県では04月26日に福岡県北九州地方で2年8ヶ月ぶりとなる地震が起きたばかり。

今回の震源は福岡県の沖合であり、付近で有感地震が観測されるのは珍しい。距離20km以内で記録されているのは1937年10月のM3.9・震度2と1950年07月のM3.9・震度1程度で、後者では約1.5ヶ月後にM5.6・震度3の地震が起きていた。

今回の震源付近には西山断層帯が走っており、大島沖区間では30年以内にM7.5程度の地震が不明の確率で予測されている。

直近の1ヶ月間で福岡県北西沖における有感地震は発生していないが、2013年から2019年までの期間、福岡県北西沖の1ヶ月あたり平均発生数は0.2回であった。

今回の地震は2020年としては4回目。福岡県北西沖では2019年に2回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が3回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

1919年以降、福岡県北西沖で発生してきた有感地震は479回でそのうちM5.0以上であったのが6回。またM6.0以上は1回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2005年03月20日のM7.0・震度6弱(福岡県西方沖地震)で深さは9kmであった。

福岡県北西沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2005年03月20日 M7.0 震度6弱 福岡県北西沖(福岡県西方沖地震)
2005年04月20日 M5.8 震度5強 福岡県北西沖
1929年08月04日 M5.4 震度3 福岡県北西沖
2005年03月22日 M5.4 震度4 福岡県北西沖
2005年04月20日 M5.1 震度4 福岡県北西沖

今回の震源から20km以内ではこれまでにM5.0以上の地震は発生してこなかった。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。