2020年05月03日ペルーM5.7

ペルーでM5.7の地震、中南米M7クラスへの繋がり目立つ


 
日本時間2020年05月03日09:44にペルーでM5.7の地震が発生した。ペルーでM5.5以上の地震が記録されたのは343日ぶり。ペルーでは2019年にM8.0の巨大地震が起きていた。今回の震源付近が揺れた際には、その後中南米におけるM7クラスに繋がっていた事例が多かった。

 

2020年05月03日09:44 M5.7 ペルー(深さ約185.6km)

ペルーにおける地震について

ペルーでM5.5以上の地震が観測されたのは2019年05月26日のM8.0以来343日ぶり。その前は2019年05月08日のM5.7であった。

ペルーにおける最近の地震発生状況は、過去30日間でペルーにおいて記録されたM4.5以上の地震発生数が4回。2013年から2019年までの期間、ペルーの1ヶ月あたり平均発生数は9回であったことから、現状は通常に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

ペルーを含む中南米で最近起きたM6.0以上地震としては2020年04月16日のホンジュラス M6.0が挙げられる。

1901年以降、ペルーで発生してきたM6.0以上の地震は187回でそのうちM7.0以上であったのが44回。20世紀以降、過去最大だったのは2001年06月23日のM8.4で深さは約33kmであった。

ペルーで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2001年06月23日 M8.4 ペルー(深さ約33km)
1940年05月24日 M8.2 ペルー(深さ約45km)
1942年08月24日 M8.1 ペルー(深さ約30km)
1966年10月17日 M8.1 ペルー(深さ約40km)
2007年08月15日 M8.0 ペルー(深さ約39km)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生した地震を距離の近い順に並べると2019年03月01日にM7.0の地震が約62kmの距離(深さ267km)で起きていた。
 

今回の震源付近で地震が起きた際の傾向性

今回の震源位置から約100km以内、深さ100kmから300kmの範囲で発生したM5.5からM6.2の地震12事例についての傾向性は以下の通りであった。

ペルーと同じ中南米で2ヶ月以内にM6.5以上のM7クラスに繋がっていたのは12例中9例で、チリとアルゼンチンが各3回、パナマが2回でグアテマラ、ペルー、コロンビア、メキシコ、ボリビアがそれぞれ1回ずつであった。

これらのうちM7.0を超える大地震へと繋がっていたのは1987年07月の事例でペルーから26日後にチリでM7.2、1994年04月の事例でペルーから50日後にボリビアでM8.2。

南米ほどの関連性はみられないが北米でも12例中4例でM7クラスの地震が発生しており、全て米国であった。

日本でペルーから2ヶ月以内のM7クラスが起きていたのは12例中3例。2001年02月の事例で36日後に安芸灘M6.7・震度6弱(芸予地震)、2003年10月の事例で3日後に宮城県沖M6.8・震度4、2009年07月の事例で25日後に東海道南方沖M6.8・震度4であった。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。