2020年05月04日鳥島近海M5.2

鳥島近海付近M5.2震源付近後にM6クラス地震起きていた東北・関東・中部地方


 

2020年05月04日に鳥島近海付近で発生したM5.2の地震について、今回の震源位置から約20km以内、深さ0kmから30kmの範囲で発生したM4.7からM5.7の地震13事例についての傾向性は以下の通りであった。

 

鳥島近海を含む伊豆・小笠原で2ヶ月以内にM5.5以上の地震が起きていたのは13事例中7例であった。震源は小笠原諸島西方沖と鳥島近海がそれぞれ13事例中3例で、八丈島東方沖が2例、父島近海、硫黄島近海が各1例ずつであった。

また、伊豆・小笠原の北側に当たる関東地方では13事例中4例でM6クラスへと繋がっており、茨城県沖が2例、関東東方沖、埼玉県北部がそれぞれ1例ずつ揺れていた。

だが、最も傾向性が高かったのは東北地方で13事例中10例でM6クラスが発生していたほか、そのうちの4例が鳥島近海から1ヶ月以内に、更に2例では鳥島近海から1週間以内にM5.5以上の地震へと繋がっていた。

東北地方で1週間以内に揺れていたのは福島県沖と宮城県沖。

2ヶ月以内にM6クラスが起きていた東北地方の震源のうち、13事例中2例以上でM6クラスが記録されていたのは三陸沖の4例、福島県沖の3例であった。

それ以外では中部地方で13事例中3例の強い地震が発生していた点が注目される。1974年の事例では鳥島近海から37日後に駿河湾でM6.9・震度5の伊豆半島沖地震、1976年05月の事例では21日後に山梨県東部・富士五湖でM5.5・震度4、そして2014年10月の事例では34日後に長野県北部でM6.7・震度6弱の長野県神城断層地震が起きていたのである。

東北地方と関東地方、それに中部地方における続発地震には留意した方が良いだろう。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。