2020年05月06日サモアM5.5

サモアでM5.5の地震、アジアM7クラスへの繋がり目立つ


 
日本時間2020年05月06日08:20にサモアでM5.5の地震が発生した。今回の震源からごく近くでは、約22kmの距離で1990年01月04日にM6.5の地震が起きていた。今回の震源付近が揺れた際には、日本を含むアジアM7クラスが目立っていた。

 

2020年05月06日08:20 M5.5 サモア(深さ約10km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては2020年05月04日に日本(千葉県北東部)で発生したM5.6以来1日ぶりで、2020年としては117回目となる。

サモアでM5.5以上の地震が観測されたのは2020年03月17日のM6.0以来49日ぶり。その前は2018年06月02日のM5.8であった。

サモアを含む大洋州で最近起きたM6.0以上地震としては2020年04月25日のパプアニューギニア M6.3が挙げられる。

1901年以降、サモアで発生してきたM6.0以上の地震は58回でそのうちM7.0以上であったのが5回。20世紀以降、過去最大だったのは2009年09月29日のM8.1で深さは約18kmであった。

サモアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2009年09月29日 M8.1 サモア(深さ約18km)
1917年06月26日 M8.0 サモア(深さ約15km)
1975年12月26日 M7.8 サモア(深さ約33km)
1981年09月01日 M7.7 サモア(深さ約25km)
1977年04月02日 M7.6 サモア(深さ約33km)

また今回の震源から約25km以内でこれまでに発生した地震を距離の近い順に並べると1990年01月04日にM6.5の地震が約22kmの距離(深さ54km)で起きていた他、1996年08月05日にM6.7の地震が約23kmの距離(深さ41km)で起きていた。

今回の震源位置から約25km以内、深さ0kmから30kmの範囲で発生したM5.0からM6.0の地震14事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内の世界における発震状況を追跡すると、M6.5以上のM7クラス地震が最も多く起きていたのはインドネシアで14事例中5回のM7クラス以上が記録されており、続いてフィジーで4回、日本で3回のM7クラス以上が起きていた。

サモアにおける地震から2ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた日本の震源は駿河湾、奄美大島北東沖、宮城県沖であった。

1974年にサモアでM6.0の地震が発生すると51日後に駿河湾でM6.9・震度5の1974年伊豆半島沖地震が、2009年10月にサモアでM5.8の地震が発生すると11日後に奄美大島北東沖でM6.8・震度4が、2015年03月の事例では43日後に宮城県沖でM6.8・震度5の地震がそれぞれ起きていた。

大洋州に位置するサモアだが、2ヶ月以内の発震傾向は大洋州よりアジアでM7クラス以上が多く起きていたことから、日本を含むアジアで強い地震へと繋がっていく可能性がある。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。