2020年05月14日岩手県沖M4.5・震度3

岩手県沖で4連発した数日前と同じ位置のM5クラス、M4.5・震度3


 
気象庁によると2020年05月14日04:30に岩手県沖でM4.5・震度3の地震が発生した。岩手県沖では05月09日から05月10日にかけてM4.8・震度3を含む4回の地震が今回とほぼ同じ位置で起きたばかりであったため、数日後に再度M5クラスが発生したことになる。

 

2020年05月14日04:30 M4.5・震度3 岩手県沖(深さ約10km)

岩手県沖で有感地震が観測されたのは2020年05月10日のM3.1・震度1以来4日ぶり。その前は2020年05月09日の3回であった。4回の地震はいずれも今回とほぼ同じ位置であったとみられる。

05月09日にはM4.8・震度3と今回同様のM5クラスが起きていたことから、数日後に再び同規模の地震へと繋がった今回の地震以降、更に強い地震の可能性を注視すべき状態となった。

2020年05月09日06:35 M4.8・震度3 岩手県沖(深さ11km)
2020年05月09日07:24 M3.3・震度1 岩手県沖(深さ13km)
2020年05月09日11:48 M3.1・震度1 岩手県沖(深さ12km)
2020年05月10日04:19 M3.1・震度1 岩手県沖(深さ12km)

今回の地震を含め過去30日間で岩手県沖において記録されたM3.0以上の有感地震発生数が8回であるのに対し2013年から2019年までの期間、岩手県沖の1ヶ月あたり平均発生数は5.3回であることから、現状は通常に比べ地震の回数がやや多いと言える状態である。

今回の地震は2020年としては17回目。岩手県沖では2019年に41回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計16回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が14回、M4.0~4.9が2回、M5.0以上が0回となっている。

岩手県沖を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年04月30日の青森県東方沖M5.3・震度3が挙げられる。

1919年以降、岩手県沖で発生してきた有感地震は2,461回でそのうちM5.0以上であったのが262回。またM6.0以上は28回でM7.0以上の大地震は3回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2011年03月11日のM7.4・震度5弱で深さは32kmであった。

岩手県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2011年03月11日 M7.4 震度5弱 岩手県沖
1995年01月07日 M7.2 震度5 岩手県沖
1928年05月27日 M7.0 震度4 岩手県沖
2011年06月23日 M6.9 震度5弱 岩手県沖
2011年03月11日 M6.7 震度5弱 岩手県沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1964年05月03日に岩手県沖でM5.0・震度4の地震が約3kmの距離(深さ35km)で起きていた他、1928年12月11日に岩手県沖でM5.0・震度2の地震が約6kmの距離(深さ25km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2015年02月17日に約12kmの距離で発生した岩手県沖M5.7・震度5強(深さ50km)であった。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。