2020年05月16日バヌアツM5.9の地震

バヌアツでM5.9、太平洋プレート境界沿いで前日からM5以上地震が増加


 
日本時間2020年05月16日12:15にバヌアツでM5.9の地震が発生した。バヌアツでM5.5以上の地震が記録されたのは48日ぶり。バヌアツを含む大洋州では、太平洋プレート境界沿いで05月15日からM5を超える規模の地震が増加している。

 

2020年05月16日12:15 M5.9 バヌアツ(深さ約165.7km)

バヌアツでM5.5以上の地震が観測されたのは2020年03月28日のM5.9以来48日ぶり。その前は2020年03月18日のM6.1であった。

大洋州では日本時間05月15日深夜にサモアでM5.8が起きていた他、05月16日未明にはニュージーランド北のケルマデック諸島でM5.1、05月15日夜にもフィジーでM5.3などM5を超える地震が相次いでいる。

太平洋プレート境界沿いで地震が続いている形で、日本でも伊豆・小笠原海溝や日本海溝、千島海溝が該当している。

バヌアツにおける最近の地震発生状況は、過去30日間でバヌアツにおいて記録されたM4.5以上の地震発生数が7回。2013年から2019年までの期間、バヌアツの1ヶ月あたり平均発生数は16回であったことから、現状は通常に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

バヌアツでは2019年にM6.0以上の地震が11回発生、そのうちM7.0以上の大地震は0回であった。

2020年はこれまでに35回のM4.5以上が記録されており、そのうちM6.0以上の規模であったのが1回でM7.0以上は発生していない。

バヌアツを含む大洋州で最近起きたM6.0以上地震としては2020年05月12日のサンタクルーズ諸島 M6.6が挙げられる。

1901年以降、バヌアツで発生してきたM6.0以上の地震は448回でそのうちM7.0以上であったのが53回。20世紀以降、過去最大だったのは1950年12月02日のM7.9で深さは約30kmであった。

バヌアツで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1950年12月02日 M7.9 バヌアツ(深さ約30km)
1910年06月16日 M7.8 バヌアツ(深さ約100km)
1965年05月20日 M7.7 バヌアツ(深さ約120km)
2009年10月07日 M7.7 バヌアツ(深さ約45km)
1964年07月09日 M7.6 バヌアツ(深さ約130km)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生した地震を距離の近い順に並べると1999年08月22日にM6.6の地震が約7kmの距離(深さ33km)で起きていた他、2019年07月31日にM6.6の地震が約10kmの距離(深さ181km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1964年07月09日に約61kmの距離で発生したM7.6(深さ130km)であった。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。