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2017年01月28日秋田県内陸南部でM5.0・震度3、強い地震に繋がる可能性


 
2017年1月28日の22:40に秋田県内陸南部でM5.0・震度3の地震が発生した。秋田県内陸南部の深さ100km以上で地震が起きた場合、その後M6以上が観測されていた例が複数あるのだ。

日本国内のM5以上地震としては1月26日の岩手県沖M5.1・震度3以来2日ぶり、また秋田県内陸南部での有感地震としては1月5日のM2.8・震度2から約3週間ぶりであった。

同震源における有感地震はそれほど多くないものの少ないとも言えず、過去約90年間で記録した有感地震数は今回は337回目。但しそのうち275回と大半が21世紀になってからと、最近増加傾向にあるのが特徴である。

しかしそれほど強い地震は起きておらず、秋田県内陸南部での震度3以上としては2013年5月26日以来3年8ヶ月ぶり、M5以上としては1997年10月27日のM5.1・震度3以来約20年弱ぶりであった。秋田県内陸南部でM5以上を記録したのは1970年、1996年,1997年そして今回とこれまでに計4回である。

今回の地震は震源が150kmと深かったためか、震源から離れた東北地方太平洋側が強く揺れたという点からは異常震域地震と言ってよく、震度3を観測したのは青森県や岩手県そして宮城県であった。

秋田県内陸南部で深さ100km以上の震源が有感地震を起こしたのは2016年8月16日のM3.9・震度1・深さ130km以来だが、同震源で過去に深さ100km以上の有感地震発生は15回(1949年のM不詳を除く)。この15回についてその後強い地震が起きていたかどうか調べてみると、M6以上の地震が起きていたケースが少なくないことがわかった。

10日後に青森県東方沖M6.1・震度4や6日後に三陸沖M6.5・震度3、1週間後に北海道南西沖M7.8・震度5弱といった例もあった。他にも10日後に父島近海でM6.1や北海道東方沖でM6.0、3日後に石垣島近海M6.6など地域に偏りなく起きていたのである。
 
※画像はYahoo!天気・災害より。