2020年05月28日薩摩半島西方沖M2.8・震度1

薩摩半島西方沖でM2.8・震度1、前日夜には天草灘でも有感地震


 

気象庁によると2020年05月28日14:56に薩摩半島西方沖でM2.8・震度1の地震が発生した。薩摩半島西方沖で有感地震が記録されたのは25日ぶり。27日夜には近くの天草灘でもM3.4・震度1の地震が起きていた。

 

2020年05月28日14:56 M2.8・震度1 薩摩半島西方沖(深さごく浅い)

薩摩半島西方沖で有感地震が観測されたのは2020年05月03日のM4.9・震度2以来25日ぶり。その前は2020年05月03日のM6.2・震度3であった。

薩摩半島西方沖では05月03日にM6.2・震度3の強い地震が今回の震源からは西方向に離れた沖合で発生していた。また前日05月27日21:56には比較的近い天草灘でM3.4・震度1が起きたばかりであった。

今回の震源付近には市来断層帯が走っており、30年以内にM7.0~M7.5程度の規模の地震が不明の確率で予測されている。

今回の地震を含め過去30日間で薩摩半島西方沖において記録されたM3.0以上の有感地震発生数が3回であるのに対し2013年から2019年までの期間、薩摩半島西方沖の1ヶ月あたり平均発生数は0.9回であることから、現状は通常に比べ地震の回数が多いと言える状態である。

今回の地震は2020年としては9回目。薩摩半島西方沖では2019年に3回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計8回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が6回、M5.0以上が1回となっている。

1919年以降、薩摩半島西方沖で発生してきた有感地震は163回でそのうちM5.0以上であったのが44回。またM6.0以上は6回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2015年11月14日のM7.1・震度4で深さは17kmであった。

薩摩半島西方沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2015年11月14日 M7.1 震度4 薩摩半島西方沖
1928年06月03日 M6.6 震度5 薩摩半島西方沖
2020年05月03日 M6.2 震度3 薩摩半島西方沖
1960年03月04日 M6.1 震度4 薩摩半島西方沖
1926年06月05日 M6.0 震度2 薩摩半島西方沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1938年03月28日に鹿児島県薩摩地方でM5.0・震度2の地震が約7kmの距離(深さ0km)で起きていた。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。