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2017年01月31日福島県の港にイルカの群れ、2ヶ月前のクジラ打ち上げ近くで


 
2017年1月31日に福島県いわき市の小名浜港で港湾内にイルカの群れが出現し地元関係者を驚かせている、と2月1日に現地紙の福島民報が伝えている。この近くでは2ヶ月前にもクジラの打ち上げがあったばかり。

それによると「1月31日も6、7頭の群れが確認」とされていることからこの日だけではなかった可能性もあるが、小名浜港湾にイルカが入ってくるのは珍しいという。

イルカ・クジラと言えば地震との関連が囁かれることでも知られているが、最近比較的増加傾向にあると言えるものの強い地震には繋がっていない。2017年になってからも元旦の高知県、1月5日の徳島県、それに1月9日の静岡県など相次いでいるが、いずれもその後目立った地震は発生していないのだ。

しかし今回の福島県を含めいずれも太平洋側であるという点ともうひとつ、今回の場所のすぐ近くでは約2ヶ月前にもクジラが打ち上げられていたという点には留意しておいたほうが良いだろう。

これは2016年11月28日にいわき市の砂浜でクジラが打ち上げられていたというもので、当時Twitterでも拡散していたことから覚えている人も多いかもしれない。福島県沖では11月22日にM7.3・震度5弱の地震が起きたばかりのタイミングであったことから大きな注目を集めていたが、このクジラ打ち上げからしばらくの間、付近での強い地震は記録されていない(12月28日には比較的近い茨城県北部でM6.3・震度6弱が発生)。

但し、過去には強い地震に繋がっていたケースもある。東日本大震災の1週間前に茨城県で約50頭のイルカが打ち上げられていたことやその約3週間前にニュージーランドで多数の犠牲者を出したカンタベリー地震の際にも2日前に現地で100頭以上のイルカが打ち上げられていた。更に2016年4月の熊本地震の直前にも熊本県や長崎県でザトウクジラが相次いで定置網にかかったり打ち上げられたりしていたためである。

最近の例としては2016年9月13日に茨城県で海岸にクジラが迷い込んだ4日後に千葉県東方沖でM5.0、10日後に関東東方沖でM6.5という地震の記録がある。
 
関連URL:【福島民報】イルカの群れ港湾内で悠々と 小名浜港