2020年06月03日福島県沖アウターライズM4.9・震度1

福島県沖でM4.9・震度1、アウターライズ浅い震源の地震


 

気象庁によると2020年06月03日00:41に福島県沖でM4.9・震度1の地震が発生した。福島県沖では05月19日に沿岸近くでM5.4・震度4の地震が起きていたが、今回の震源は沖合の離れた場所で、USGSの計測によるとアウターライズ領域における地震であったとみられる。

 

2020年06月03日00:41 M4.9・震度1 福島県沖(深さ約10km)

福島県沖で有感地震が観測されたのは2020年05月20日のM3.8・震度1以来13日ぶり。その前は2020年05月19日のM5.4・震度4であった。

今回の地震は陸から離れた沖合で発生しており、沿岸部に近い位置であった05月19日のM5.4・震度4とは震源の位置が異なっていた。深さもM5.4が50kmであったのに対し今回の地震は約10kmと浅かった。

USGSの計測によると今回の地震は日本海溝の外側、アウターライズ領域で発生した地震であったとみられる。

今回の地震を含め過去30日間で福島県沖において記録されたM3.0以上の有感地震発生数が4回であるのに対し2013年から2019年までの期間、福島県沖の1ヶ月あたり平均発生数は10.8回であることから、現状は通常に比べ地震の回数が非常に少ないと言える状態である。

今回の地震は2020年としては27回目。福島県沖では2019年に64回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は6回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計26回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が12回、M4.0~4.9が12回、M5.0以上が2回となっている。

1919年以降、福島県沖で発生してきた有感地震は4,233回でそのうちM5.0以上であったのが719回。またM6.0以上は109回でM7.0以上の大地震は6回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1938年11月05日のM7.5・震度5(福島県東方沖地震)で深さは43kmであった。

福島県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1938年11月05日 M7.5 震度5 福島県沖(福島県東方沖地震)
1938年11月06日 M7.4 震度5 福島県沖(福島県東方沖地震)
2016年11月22日 M7.4 震度5弱 福島県沖
1938年11月05日 M7.3 震度5 福島県沖(福島県東方沖地震)
2013年10月26日 M7.1 震度4 福島県沖

また今回の震源から約30km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1944年08月24日に福島県沖でM5.8・震度1の地震が約3kmの距離(深さ0km)で起きていた他、2011年03月15日に福島県沖でM5.1・震度1の地震が約16kmの距離(深さ43km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約30km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2017年10月06日に約22kmの距離で発生した福島県沖M6.3・震度2(深さ57km)であった。

追記:06月03日の福島県沖M4.9はM5.0に、05月19日以来のM5超え地震
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。