2020年06月03日チリM6.8

チリ北部の内陸部でM6.8の地震、チリでは今年初のM6以上地震


 

USGSによると日本時間2020年06月03日16:35にチリでM6.8の地震が発生した。チリでM5.5以上の地震が記録されたのは24日ぶり。今回の震源からごく近くでは、約49kmの距離で1929年10月19日にM6.8の地震が起きていた。チリとしては今回の地震が今年初のM6超え地震となる。

 

2020年06月03日16:35 M6.8 チリ(深さ約96.8km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM6.5以上の地震としては2020年05月15日に米国で発生したM6.5以来19日ぶりで、2020年としては11回目となる。

チリでM5.5以上の地震が観測されたのは2020年05月10日に今回の震源から北側に約60kmの距離で発生していたM5.5以来24日ぶり。その前は2020年03月17日のM5.6であった。

チリにおける最近の地震発生状況は、過去30日間でチリにおいて記録されたM4.5以上の地震発生数が19回。2013年から2019年までの期間、チリの1ヶ月あたり平均発生数は25回であったことから、現状は通常に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

チリでは2019年にM6.0以上の地震が6回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にチリで記録された地震を規模別にランキングするとこのようになる。
2019年08月01日 M6.8 チリ(深さ25km)
2019年01月20日 M6.7 チリ(深さ63km)
2019年09月29日 M6.7 チリ(深さ11km)
2019年06月14日 M6.4 チリ(深さ11km)
2019年11月04日 M6.1 チリ(深さ53km)

2020年はこれまでに88回のM4.5以上が記録されており、M6.0以上の地震は発生していない。

チリを含む中南米で最近起きたM6.0以上地震としては2020年05月31日のペルー M6.0が挙げられる。

1901年以降、チリで発生してきたM6.0以上の地震は433回でそのうちM7.0以上であったのが64回。20世紀以降、過去最大だったのは1960年05月22日のM9.5で深さは約25kmであった。

チリで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1960年05月22日 M9.5 チリ(深さ約25km)
2010年02月27日 M8.8 チリ(深さ約23km)
1922年11月11日 M8.5 チリ(深さ約70km)
2015年09月16日 M8.3 チリ(深さ約22km)
1906年08月17日 M8.2 チリ(深さ約35km)

また今回の震源から約200km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1929年10月19日にM6.8の地震が約49kmの距離(深さ65km)で起きていた他、1962年08月03日にM6.8の地震が約57kmの距離(深さ125km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約200km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1950年12月09日に約83kmの距離で発生したM8.2(深さ114km)であった。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。