2020年06月09日釧路沖M3.8・震度1

釧路沖でM3.8・震度1、有感地震数が前年の2倍のペース


 

気象庁によると2020年06月09日23:44に釧路沖でM3.8・震度1の地震が発生した。釧路沖で有感地震が記録されたのは13日ぶり。2018年、2019年と比べ2020年の有感地震数の多さが目立っている。

 

2020年06月09日23:44 M3.8・震度1 釧路沖(深さ約80km)

釧路沖で有感地震が観測されたのは2020年05月28日のM3.5・震度1以来13日ぶり。その前は2020年05月13日のM4.0・震度3であった。

今回の地震を含め過去30日間で釧路沖において記録されたM3.0以上の有感地震発生数が4回であるのに対し2013年から2019年までの期間、釧路沖の1ヶ月あたり平均発生数は1.1回であることから、現状は通常に比べ地震の回数が多いと言える状態である。

今回の地震は2020年としては14回目。釧路沖では2019年に15回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。2020年は前年のほぼ2倍のペースで有感地震が発生していることになる。2018年には14回の地震が起きていた。

2020年としてはこれまでの計13回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が9回、M4.0~4.9が4回、M5.0以上が0回となっている。

釧路沖を含む千島海溝で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月31日の十勝沖M5.6・震度4が挙げられる。

1919年以降、釧路沖で発生してきた有感地震は1,111回でそのうちM5.0以上であったのが244回。またM6.0以上は32回でM7.0以上の大地震は3回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1993年01月15日のM7.5・震度6(釧路沖地震)で深さは101kmであった。

釧路沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1993年01月15日 M7.5 震度6 釧路沖(釧路沖地震)
1961年08月12日 M7.2 震度4 釧路沖
2004年11月29日 M7.1 震度5強 釧路沖
1961年11月15日 M6.9 震度4 釧路沖
2004年12月06日 M6.9 震度5強 釧路沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1943年10月18日に釧路沖でM5.2・震度3の地震が約1kmの距離(深さ0km)で起きていた他、1950年10月10日に釧路沖でM5.0・震度2の地震が約3kmの距離(深さ37km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1961年08月12日に約9kmの距離で発生した釧路沖M7.2・震度4(深さ49km)であった。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。