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国内地震 発生地震

2017年02月13日南海トラフから近い土佐湾で1年2ヶ月ぶりの地震発生、最近の傾向は

2018/05/09

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2月13日14:22に土佐湾を震源とするM3.2・震度1の地震が発生した(画像はHi-netより)。

この地震の規模自体は小さかったが、土佐湾での有感地震は2015年11月22日のM2.9・震度1以来およそ1年2ヶ月ぶりと珍しいケースだったことや南海トラフからも近い位置であったため一部で注目を集めているようだ。

上記の画像は2月13日の11:15から14日の11:15までの24時間に西日本で発生した地震の震源をマッピングしたものだが、14:22の土佐湾M3.2は黄色い点で示されている。そして、その右側に同じ程度の大きさでオレンジ色の地震が記されているのがわかるだろう。

実はこの地震も震源は土佐湾とされている。13日の18:58に発生していたM3.0であったが、無感地震であったとは言え2月13日には土佐湾で位置の異なる震源における地震が2回起きていたということである。地震活動に変化が生じているのだろうか。

土佐湾で過去に発生した有感地震の数を調べてみると、特に21世紀に入ってから増加傾向にあるようだ。

前回の南海トラフ地震であった昭和東南海地震(1944年)と昭和南海地震(1946年)の影響と見られる地震によって1946~1950年には20回以上の有感地震を記録していたが、1950年代以降の有感地震発生数を10年毎にわけるとこうなる。

1951~1960年 12回
1961~1970年 01回
1971~1980年 02回
1981~1990年 02回
1991~2000年 05回(全て1995年11月以降)
2001~2010年 13回(2010年10月6日~12月31日まで8回)
2011~2017年 06回(2017年2月13日まで)

昭和南海地震の影響がまだ残っていたのか、1950年代には12回と多めだった有感地震は60年代から激減。1990年までは10年間で1~2回という少なさであった。ところが1990年代に入ると5回、2000年代には13回と増えているのがわかる。

このうち1991~2000年の5回は全て1995年11月以降の発生であった。次の南海トラフ巨大地震に繋がる西日本での地震活動が1995年1月の阪神淡路大震災であった可能性に言及する説を耳にしたことがあれば気になるデータと言えるだろう。

高知では2016年大晦日と2017年元日にそれぞれイルカが港に迷い込んでいたとして、またその直後であった1月5日にも徳島県でイルカが迷い込んでいたばかりであるが(関連記事関連記事)1年2ヶ月ぶりの土佐湾有感地震はまたひとつ南海トラフ巨大地震の近づきを表しているのかもしれない。
 


 



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