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2017年02月16日和歌山県で深海性のウチワフグ釣り上げ「40年で初めて」


 
和歌山県紀南地方で深海性の魚である「ウチワフグ」が水揚げされたと2017年2月15日に紀伊民報が伝えている。

2月12日に遊漁船で釣り上げられたということだが、船長は「40年船に乗っているが初めて見た」と語っているといい、その珍しさから話題になっているようだ。

新潟県で深海魚や外洋性の魚が見られると報じられるなど日本海側で相次いでいる魚の異変だが、太平洋側ではそれほど目立っておらず、2016年10月から11月にかけて静岡県で数回、リュウグウノツカイやラブカについて報じられた程度である。

とは言え、1月中旬には和歌山県からも近い三重県の熊野灘でサンマの漁獲量が著しく減少し現地の漁師が「約50年。ここまで取れなかったことはない」と語っていた話題や年末年始に高知や徳島でクジラが相次いで港に迷い込んでいたこと、更に1月9日に静岡県の浜辺に11頭のイルカが打ち上げられるなど情報がないというわけでもない。

今回ウチワフグが水揚げされた場所は紀伊半島の南端付近だが(上記画像参照)、和歌山県南部では2016年11月19日にM5.4・震度4の地震が観測されていた。また1月28日には産経ニュースが「南海トラフ地震を前に、関西で直下地震発生か」とする記事を掲載し専門家が南海トラフ巨大地震に至る過程において関西地方で「目立った内陸地震が起きていない」と注意喚起していた点も合わせて知っておくと良いだろう。
 
※画像はGoogleMapより。
関連URL:【紀伊民報】深海性のウチワフグ水族館に持ち込み すさみ町