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2020年07月07日鳥島近海でM5.5の深発M6クラス地震、震度1以上は9ヶ月ぶり

鳥島近海でM5.5の深発M6クラス地震、震度1以上は9ヶ月ぶり


 

気象庁によると2020年07月07日03:20に鳥島近海でM5.5・震度1のM6クラス地震が発生した。鳥島近海ではM4~M5クラスの震度1未満地震はしばしば観測されてきたが有感地震が記録されたのは271日ぶり。

 

鳥島近海における今回の地震について

2020年07月07日03:20 M5.5・震度1 鳥島近海(深さ約420km)

鳥島近海で有感地震が観測されたのは2019年10月09日のM4.8・震度1以来271日ぶり。その前は2019年06月04日のM6.2・震度4であった。

鳥島近海では震度1以上の揺れを伴わないM4~M5クラスの地震はしばしば発生しているが、有感地震が観測されたのは9ヶ月ぶり。

深さ約420kmの深発地震であった今回の地震では震度1を記録したのが小笠原村と栃木県宇都宮市であったことから異常震域でもあった。

また今回の地震から約5時間前には日本時間07月06日21:58にマリアナ諸島でM5.8・震度1の地震が起きていた。
 

鳥島近海と伊豆・小笠原の最近の地震活動

鳥島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が2回であるのに対し2019年に鳥島近海における1週間平均値は4回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

鳥島近海を含む伊豆・小笠原全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は41回で、2019年に伊豆・小笠原で記録された地震数は1週間当たり35回であったので、伊豆・小笠原における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては1回目。鳥島近海では2019年に3回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は2回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

鳥島近海を含む伊豆・小笠原で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年04月18日の小笠原諸島西方沖M5.8・震度2が挙げられる。
 

鳥島近海の過去の地震データ

1919年以降、鳥島近海で発生してきた有感地震は166回でそのうちM5.0以上であったのが148回。またM6.0以上は50回でM7.0以上の大地震は3回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1984年03月06日のM7.6・震度4で深さは452kmであった。

鳥島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1984年03月06日 M7.6 震度4 鳥島近海
1974年11月30日 M7.3 震度4 鳥島近海
1956年02月18日 M6.9 震度3 鳥島近海
1928年03月29日 M6.8 震度4 鳥島近海
2006年10月24日 M6.8 震度2 鳥島近海

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2002年03月20日に鳥島近海でM5.1・震度1の地震が約6kmの距離(深さ427km)で起きていた他、1945年04月24日に鳥島近海でM5.8・震度1の地震が約7kmの距離(深さ405km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1974年11月30日に約90kmの距離で発生した鳥島近海M7.3・震度4(深さ454km)であった。
 

伊豆・小笠原と鳥島近海における地震予測

当社では地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の開発・運用を行っており、多数の地震について過去の事例からその後の地震発生データを集計・分析している。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は伊豆・小笠原など方面別予測が現在360予測。また鳥島近海など震源地別予測が現在465予測となっている。

これらは当社が独自指数により確度をAクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性が非常に高い)、Bクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性がある)、Cクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性を否定できない)に分類しており、方面別予測・震源地別予測それぞれの内訳と伊豆・小笠原及び鳥島近海の該当数は以下の通りである。

方面別予測において現在、計360予測中、Aクラスは22予測、Bクラスは38予測、Cクラスは300予測。このうち伊豆・小笠原に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が6予測、Cクラス予測が32予測となっている。

また震源地予測では現在、計465予測中、Aクラスが17予測、Bクラスが101予測、Cクラスが347予測となっており、このうち鳥島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが7予測、Cクラスが9予測となっている。

方面別予測、震源地別予測ともにAクラス予測が含まれている場合は強い地震に注意する必要があり、特にAクラス予測が複数となっている場合には十分な警戒が必要である。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」では、上記の地震データ分析に加え最近の地震発生数や周辺の震源における地震活動が与える影響、当該震源地・方面の過去の地震発生頻度から今後2ヶ月間の危険度も計測している。

これは当該震源地・方面における通常時と比較したM6クラス以上発震可能性を数値で表しており、通常時を100%とした場合、現在どの程度の確率となっているかを示したものである。

それによると伊豆・小笠原の現在の危険度は100%以上、鳥島近海の危険度は100%以上となっている。

当社ではAクラス予測のうち、特に確率が高いと判断した「特Aクラス」とも言える予測についてコーポレートサイトのFORECASTで地震予測として公開している。
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。