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2020年07月08日岩手県沖の南部でM3.2・震度1、9日ぶり地震が前回より南側で

岩手県沖の南部でM3.2・震度1、9日ぶり地震が前回より南側で


 

気象庁によると2020年07月08日08:34に岩手県沖でM3.2・震度1の地震が発生した。岩手県沖で有感地震が記録されたのは9日ぶり。今年27回目となる有感地震であった。

 

岩手県沖における今回の地震について

2020年07月08日08:34 M3.2・震度1 岩手県沖(深さ約50km)

岩手県沖で有感地震が観測されたのは2020年06月28日のM3.5・震度1以来9日ぶり。その前は2020年06月25日のM4.3・震度1であった。

前回の06月28日M3.5が岩手県中部の沖合で発生したのに対し、今回の地震は岩手県の南部沖合であった。震源の深さは前回の22kmに対し今回は約50kmとやや深かった。

USGSによると今回の地震前には07月08日05:19に北東方向に約140km離れた地点の深さ約28kmでM4.3の地震が起きていた。岩手県沖と三陸沖の境界付近であったとみられる。
 

岩手県沖と東北地方の最近の地震活動

岩手県沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が95回であるのに対し2019年に岩手県沖における1週間平均値は98回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

岩手県沖を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は698回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては27回目。岩手県沖では2019年に42回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計26回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が20回、M4.0~4.9が6回、M5.0以上が0回となっている。

岩手県沖を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年06月03日の福島県沖M5.0・震度1が挙げられる。
 

岩手県沖の過去の地震データ

1919年以降、岩手県沖で発生してきた有感地震は2,471回でそのうちM5.0以上であったのが262回。またM6.0以上は28回でM7.0以上の大地震は3回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2011年03月11日のM7.4・震度5弱で深さは32kmであった。

岩手県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2011年03月11日 M7.4 震度5弱 岩手県沖
1995年01月07日 M7.2 震度5 岩手県沖
1928年05月27日 M7.0 震度4 岩手県沖
2011年06月23日 M6.9 震度5弱 岩手県沖
1960年07月30日 M6.7 震度4 岩手県沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1952年04月21日に宮城県沖でM5.0・震度2の地震が約9kmの距離(深さ54km)で起きていた他、1937年06月09日に岩手県沖でM5.4・震度3の地震が約11kmの距離(深さ35km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2002年11月03日に約19kmの距離で発生した宮城県沖M6.3・震度5弱(深さ46km)であった。
 

東北地方と岩手県沖における地震予測

当社では地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の開発・運用を行っており、多数の地震について過去の事例からその後の地震発生データを集計・分析している。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在362予測。また岩手県沖など震源地別予測が現在469予測となっている。

これらは当社が独自指数により確度をAクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性が非常に高い)、Bクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性がある)、Cクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性を否定できない)に分類しており、方面別予測・震源地別予測それぞれの内訳と東北地方及び岩手県沖の該当数は以下の通りである。

方面別予測において現在、計362予測中、Aクラスは22予測、Bクラスは39予測、Cクラスは301予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が8予測、Bクラス予測が10予測、Cクラス予測が24予測となっている。

また震源地予測では現在、計469予測中、Aクラスが17予測、Bクラスが99予測、Cクラスが353予測となっており、このうち岩手県沖に対してはAクラスが2予測、Bクラスが2予測、Cクラスが11予測となっている。

方面別予測、震源地別予測ともにAクラス予測が含まれている場合は強い地震に注意する必要があり、特にAクラス予測が複数となっている場合には十分な警戒が必要である。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」では、上記の地震データ分析に加え最近の地震発生数や周辺の震源における地震活動が与える影響、当該震源地・方面の過去の地震発生頻度から今後2ヶ月間の危険度も計測している。

これは当該震源地・方面における通常時と比較したM6クラス以上発震可能性を数値で表しており、通常時を100%とした場合、現在どの程度の確率となっているかを示したものである。

それによると東北地方の現在の危険度は100%以上、岩手県沖の危険度は150%以上となっている。

当社ではAクラス予測のうち、特に確率が高いと判断した「特Aクラス」とも言える予測についてコーポレートサイトのFORECASTで地震予測として公開している。
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。