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2020年07月09日三陸沖でM4.4・震度1、26日ぶり今年4回目の有感地震

【150%以上】三陸沖でM4.4・震度1、26日ぶり今年4回目の有感地震


 

気象庁によると2020年07月09日11:55に三陸沖でM4.4・震度1の地震が発生した。三陸沖で有感地震が記録されたのは26日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

三陸沖における今回の地震について

2020年07月09日11:55 M4.4・震度1 三陸沖(深さ約10km)

三陸沖で有感地震が観測されたのは2020年06月13日のM4.6・震度1以来26日ぶり。その前は2020年03月02日のM4.8・震度1であった。

今回の地震に先立っては前日07月08日の08:34に沿岸に近い岩手県沖でM3.2・震度1の地震が起きていた。深さは約50kmと今回の三陸沖より深かった。

今回の地震は速報値でM4.4とされているが、三陸沖を震源とする地震がM4.4以下のM5クラス未満で震度1以上の揺れを記録したケースとしては2018年09月20日のM4.3・震度1以来およそ2年ぶりであった。
 

三陸沖と東北地方の最近の地震活動

三陸沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が23回であるのに対し2019年に三陸沖における1週間平均値は25回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

三陸沖を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は713回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。三陸沖では2019年に6回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は3回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が3回、M5.0以上が0回となっている。

三陸沖を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年06月03日の福島県沖M5.0・震度1が挙げられる。
 

三陸沖の過去の地震データ

1919年以降、三陸沖で発生してきた有感地震は1,220回でそのうちM5.0以上であったのが797回。またM6.0以上は175回でM7.0以上の大地震は14回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2011年03月11日のM9.0・震度7(東北地方太平洋沖地震)で深さは24kmであった。

三陸沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2011年03月11日 M9.0 震度7 三陸沖(東北地方太平洋沖地震)
1933年03月03日 M8.1 震度5 三陸沖(昭和三陸地震)
1994年12月28日 M7.6 震度6 三陸沖(三陸はるか沖地震)
2011年03月11日 M7.5 震度4 三陸沖
2011年03月09日 M7.3 震度5弱 三陸沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2011年05月24日に三陸沖でM5.8・震度3の地震が約2kmの距離(深さ27km)で起きていた他、1991年08月11日に三陸沖でM5.1・震度1の地震が約2kmの距離(深さ6km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1960年03月21日に約19kmの距離で発生した三陸沖M7.2・震度4(深さ0km)であった。
 

東北地方と三陸沖における地震予測

当社では地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の開発・運用を行っており、多数の地震について過去の事例からその後の地震発生データを集計・分析している。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在353予測。また三陸沖など震源地別予測が現在459予測となっている。

これらは当社が独自指数により確度をAクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性が非常に高い)、Bクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性がある)、Cクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性を否定できない)に分類しており、方面別予測・震源地別予測それぞれの内訳と東北地方及び三陸沖の該当数は以下の通りである。

方面別予測において現在、計353予測中、Aクラスは22予測、Bクラスは37予測、Cクラスは294予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が8予測、Bクラス予測が9予測、Cクラス予測が24予測となっている。

また震源地予測では現在、計459予測中、Aクラスが17予測、Bクラスが96予測、Cクラスが346予測となっており、このうち三陸沖に対してはAクラスが2予測、Bクラスが10予測、Cクラスが13予測となっている。

方面別予測、震源地別予測ともにAクラス予測が含まれている場合は強い地震に注意する必要があり、特にAクラス予測が複数となっている場合には十分な警戒が必要である。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」では、上記の地震データ分析に加え最近の地震発生数や周辺の震源における地震活動が与える影響、当該震源地・方面の過去の地震発生頻度から今後2ヶ月間の危険度も計測している。

これは当該震源地・方面における通常時と比較したM6クラス以上発震可能性を数値で表しており、通常時を100%とした場合、現在どの程度の確率となっているかを示したものである。

それによると東北地方の現在の危険度は100%以上、三陸沖の危険度は150%以上となっている。

当社ではAクラス予測のうち、特に確率が高いと判断した「特Aクラス」とも言える予測についてコーポレートサイトのFORECASTで地震予測として公開している。

追記:2020年07月09日の三陸沖M4.4はM4.5のM5クラスに、震度は1で変わらず
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。