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2020年07月11日静岡県西部でM3.7とM3.0が相次ぐ最大震度は2、41日ぶりの有感地震

静岡県西部でM3.7とM3.0が相次ぐ最大震度は2、41日ぶりの有感地震


 

気象庁によると2020年07月11日未明に静岡県西部でM3.7・震度2とM3.0・震度1の地震が相次ぎ発生した。静岡県西部で有感地震が記録されたのは41日ぶり。

 

静岡県西部における今回の地震について

2020年07月11日03:19 M3.7・震度2 静岡県西部(深さ約30km)
2020年07月11日03:43 M3.0・震度1 静岡県西部(深さ約30km)

2回の地震は震源の位置がほぼ同じであったとみられる。

静岡県西部で有感地震が観測されたのは2020年05月31日のM3.0・震度1以来41日ぶり。今回の震源からは約46km離れていた。

その前は2020年01月23日のM3.7・震度2で、今回の震源から約27km離れていた。

今回の地震は浜名湖付近であった。近くでは浜名湖の西側・愛知県側で715年にM6.5、1686年にM7.0とM7クラスが発生した記録もある。

静岡県西部で2回の地震が相次いだ事例としては直近では2019年06月13日に2回連続したケースがあり、この時は約1.5ヶ月後の2019年07月28日に三重県南東沖でM6.6・震度4、その2日後に八丈島東方沖でM5.9・震度3が起きていた。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。
 

静岡県西部と中部地方の最近の地震活動

静岡県西部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が16回であるのに対し2019年に静岡県西部における1週間平均値は34回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

静岡県西部を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は2,846回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数は多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目と4回目。静岡県西部では2019年に11回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

静岡県西部を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月29日の長野県中部M5.3・震度4が挙げられる。
 

静岡県西部の過去の地震データ

1919年以降、静岡県西部で発生してきた有感地震は235回でそのうちM5.0以上は10回だが、M6以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1983年03月16日のM5.7・震度4で深さは40kmであった。

静岡県西部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1983年03月16日 M5.7 震度4 静岡県西部
1935年04月09日 M5.6 震度3 静岡県西部
1947年02月21日 M5.5 震度3 静岡県西部
1945年06月21日 M5.4 震度3 静岡県西部
1983年11月24日 M5.2 震度3 静岡県西部

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1948年08月13日に静岡県西部でM5.0・震度3の地震が約8kmの距離(深さ26km)で起きていた他、1983年03月16日に静岡県西部でM5.7・震度4の地震が約9kmの距離(深さ40km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1983年03月16日に約9kmの距離で発生した静岡県西部M5.7・震度4(深さ40km)であった。
 

中部地方と静岡県西部における地震予測

当社では地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の開発・運用を行っており、多数の地震について過去の事例からその後の地震発生データを集計・分析している。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中部地方など方面別予測が現在376予測。また静岡県西部など震源地別予測が現在495予測となっている。

これらは当社が独自指数により確度をAクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性が非常に高い)、Bクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性がある)、Cクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性を否定できない)に分類しており、方面別予測・震源地別予測それぞれの内訳と中部地方及び静岡県西部の該当数は以下の通りである。

方面別予測において現在、計376予測中、Aクラスは24予測、Bクラスは39予測、Cクラスは313予測。このうち中部地方に対してはAクラス予測が1予測、Bクラス予測が3予測、Cクラス予測が12予測となっている。

また震源地予測では現在、計495予測中、Aクラスが21予測、Bクラスが103予測、Cクラスが371予測となっており、このうち静岡県西部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

方面別予測、震源地別予測ともにAクラス予測が含まれている場合は強い地震に注意する必要があり、特にAクラス予測が複数となっている場合には十分な警戒が必要である。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」では、上記の地震データ分析に加え最近の地震発生数や周辺の震源における地震活動が与える影響、当該震源地・方面の過去の地震発生頻度から今後2ヶ月間の危険度も計測している。

これは当該震源地・方面における通常時と比較したM6クラス以上発震可能性を数値で表しており、通常時を100%とした場合、現在どの程度の確率となっているかを示したものである。

それによると中部地方の現在の危険度は100%以上、静岡県西部の危険度は100%以下となっている。

当社ではAクラス予測のうち、特に確率が高いと判断した「特Aクラス」とも言える予測についてコーポレートサイトのFORECASTで地震予測として公開している。

追記:07月11日の静岡県西部M3.7とM3.0地震はいずれも遠州灘に、規模・深さ・震度は変わらず
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。