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2020年07月12日豊後水道でM3.3・震度1、104日ぶり今年3回目の有感地震

豊後水道でM3.3・震度1、104日ぶり今年3回目の有感地震


 

気象庁によると2020年07月12日09:48に豊後水道でM3.3・震度1の地震が発生した。豊後水道で有感地震が記録されたのは104日ぶり。今年3回目となる有感地震であった。

 

豊後水道における今回の地震について

2020年07月12日09:48 M3.3・震度1 豊後水道(深さ約50km)

豊後水道で有感地震が観測されたのは2020年03月30日のM3.1・震度1以来104日ぶり。今回の震源からは約7km離れていた。その前は2020年03月09日のM4.7・震度3で、今回の震源から約20km離れていた。

今回の地震は前回03月30日のM3.1に近く、やや西側で起きたとみられる。深さは前回が45kmであったことから今回と同程度であった。

今回は震源が約50kmとやや深かったが、位置的には北側を中央構造線断層帯が東西に走っており、伊予灘区間では30年以内にM8.0程度もしくはそれ以上の規模の地震がほぼ0%の確率で発生すると予測されている。
 

豊後水道と四国地方の最近の地震活動

豊後水道で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が9回であるのに対し2019年に豊後水道における1週間平均値は33回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

豊後水道を含む四国地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は62回で、2019年に四国地方で記録された地震数は1週間当たり110回であったので、四国地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目。豊後水道では2019年に3回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

豊後水道を含む四国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

豊後水道の過去の地震データ

1919年以降、豊後水道で発生してきた有感地震は281回でそのうちM5.0以上であったのが14回、M6以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1968年08月06日のM6.6・震度5で深さは39kmであった。

豊後水道において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1968年08月06日 M6.6 震度5 豊後水道
1946年08月20日 M5.9 震度4 豊後水道
1964年11月14日 M5.9 震度3 豊後水道
2001年04月25日 M5.8 震度4 豊後水道
1920年02月23日 M5.5 震度3 豊後水道

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1981年07月17日に豊後水道でM5.1・震度3の地震が約2kmの距離(深さ60km)で起きていた他、1926年01月22日に豊後水道でM5.4・震度3の地震が約7kmの距離(深さ10km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1946年08月20日に約13kmの距離で発生した豊後水道M5.9・震度4(深さ42km)であった。
今回の震源から20km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった
 

四国地方と豊後水道における地震予測

当社では地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の開発・運用を行っており、多数の地震について過去の事例からその後の地震発生データを集計・分析している。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は四国地方など方面別予測が現在372予測。また豊後水道など震源地別予測が現在495予測となっている。

これらは当社が独自指数により確度をAクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性が非常に高い)、Bクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性がある)、Cクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性を否定できない)に分類しており、方面別予測・震源地別予測それぞれの内訳と四国地方及び豊後水道の該当数は以下の通りである。

方面別予測において現在、計372予測中、Aクラスは25予測、Bクラスは36予測、Cクラスは311予測。このうち四国地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が1予測となっている。

また震源地予測では現在、計495予測中、Aクラスが22予測、Bクラスが102予測、Cクラスが371予測となっており、このうち豊後水道に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

方面別予測、震源地別予測ともにAクラス予測が含まれている場合は強い地震に注意する必要があり、特にAクラス予測が複数となっている場合には十分な警戒が必要である。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」では、上記の地震データ分析に加え最近の地震発生数や周辺の震源における地震活動が与える影響、当該震源地・方面の過去の地震発生頻度から今後2ヶ月間の危険度も計測している。

これは当該震源地・方面における通常時と比較したM6クラス以上発震可能性を数値で表しており、通常時を100%とした場合、現在どの程度の確率となっているかを示したものである。

それによると四国地方の現在の危険度は100%以下、豊後水道の危険度は100%以下となっている。

当社ではAクラス予測のうち、特に確率が高いと判断した「特Aクラス」とも言える予測についてコーポレートサイトのFORECASTで地震予測として公開している。
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。