• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年07月12日岐阜県飛騨地方でM2.8・震度1、群発付近有感地震としては4日ぶり

岐阜県飛騨地方でM2.8・震度1、群発付近有感地震としては4日ぶり


 

気象庁によると2020年07月12日21:48に岐阜県飛騨地方でM2.8・震度1の地震が発生した。岐阜県飛騨地方では2020年07月11日11:07にもM2.5・震度1の地震が深さ8kmで起きていた。

 

岐阜県飛騨地方における今回の地震について

2020年07月12日21:48 M2.8・震度1 岐阜県飛騨地方(深さごく浅い)

岐阜県飛騨地方で有感地震が観測されたのは2020年07月11日のM2.5・震度1以来1日ぶり。今回の震源からは約36km離れていた。その前は2020年07月07日のM3.2・震度1で、今回の震源から約4km離れていた。

今回の地震は04月下旬から続いている長野・岐阜における群発地震の震源域付近で発生した。前回07月11日のM2.5は前述の通り今回の震源からは約36km南西側に離れた位置で起きており、一連の群発地震とは異なる場所であった。群発地震のうち震度1以上を記録した地震としては07月08日の長野県中部M2.7・震度1以来4日ぶり。

長野県中部と岐阜県飛騨地方の全地震数については日別の震源・方面別地震数概況も参照のこと。
 

岐阜県飛騨地方と中部地方の最近の地震活動

岐阜県飛騨地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が635回であるのに対し2019年に岐阜県飛騨地方における1週間平均値は58回であったことから、現在の状況は多いと言える。

岐阜県飛騨地方を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は2,143回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数は多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては66回目。岐阜県飛騨地方では2019年に24回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計65回のうちM3.0未満だったのが39回、M3.0~3.9が20回、M4.0~4.9が5回、M5.0以上が1回となっている。

岐阜県飛騨地方を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月29日の長野県中部M5.3・震度4が挙げられる。
 

岐阜県飛騨地方の過去の地震データ

1919年以降、岐阜県飛騨地方で発生してきた有感地震は675回でそのうちM5.0以上であったのが12回、M6以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1931年06月02日のM6.0・震度3で深さは256kmであった。

岐阜県飛騨地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1931年06月02日 M6.0 震度3 岐阜県飛騨地方
1935年04月15日 M5.7 震度2 岐阜県飛騨地方
1998年08月16日 M5.6 震度4 岐阜県飛騨地方
2011年02月27日 M5.5 震度4 岐阜県飛騨地方
2020年05月19日 M5.4 震度4 岐阜県飛騨地方

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2020年05月19日に岐阜県飛騨地方でM5.4・震度4の地震が約3kmの距離(深さ3km)で起きていた他、1998年08月16日に岐阜県飛騨地方でM5.6・震度4の地震が約4kmの距離(深さ3km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1998年08月16日に約4kmの距離で発生した岐阜県飛騨地方M5.6・震度4(深さ3km)であった。
 

中部地方と岐阜県飛騨地方における地震予測

当社では地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の開発・運用を行っており、多数の地震について過去の事例からその後の地震発生データを集計・分析している。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中部地方など方面別予測が現在380予測。また岐阜県飛騨地方など震源地別予測が現在508予測となっている。

これらは当社が独自指数により確度をAクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性が非常に高い)、Bクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性がある)、Cクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性を否定できない)に分類しており、方面別予測・震源地別予測それぞれの内訳と中部地方及び岐阜県飛騨地方の該当数は以下の通りである。

方面別予測において現在、計380予測中、Aクラスは26予測、Bクラスは36予測、Cクラスは318予測。このうち中部地方に対してはAクラス予測が1予測、Bクラス予測が3予測、Cクラス予測が13予測となっている。

また震源地予測では現在、計508予測中、Aクラスが23予測、Bクラスが104予測、Cクラスが381予測となっており、このうち岐阜県飛騨地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

方面別予測、震源地別予測ともにAクラス予測が含まれている場合は強い地震に注意する必要があり、特にAクラス予測が複数となっている場合には十分な警戒が必要である。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」では、上記の地震データ分析に加え最近の地震発生数や周辺の震源における地震活動が与える影響、当該震源地・方面の過去の地震発生頻度から今後2ヶ月間の危険度も計測している。

これは当該震源地・方面における通常時と比較したM6クラス以上発震可能性を数値で表しており、通常時を100%とした場合、現在どの程度の確率となっているかを示したものである。

それによると中部地方の現在の危険度は100%以上、岐阜県飛騨地方の危険度は100%前後となっている。

当社ではAクラス予測のうち、特に確率が高いと判断した「特Aクラス」とも言える予測についてコーポレートサイトのFORECASTで地震予測として公開している。

追記:07月12日の岐阜県飛騨地方M2.8は長野県北部M2.7に、震度は1で変わらず
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。