• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年07月15日茨城県沖でM3.8・震度2、6日前のM3.2付近でやや深い震源

【150%以上】茨城県沖でM3.8・震度2、6日前のM3.2付近でやや深い震源


 

気象庁によると2020年07月15日05:48に茨城県沖でM3.8・震度2の地震が発生した。茨城県沖では2020年07月09日14:25にもM3.2・震度1の地震が深さ51kmで起きていた。

 

茨城県沖における今回の地震について

2020年07月15日05:48 M3.8・震度2 茨城県沖(深さ約90km)

茨城県沖で有感地震が観測されたのは2020年07月09日のM3.2・震度1以来6日ぶり。今回の震源からは約11km離れていた。その前は2020年07月07日のM3.5・震度1で、今回の震源から約40km離れていた。

今回の地震は上で述べた通り前回07月09日のM3.2から近い位置で発生した。今回の方が前回より南西方向の沿岸にやや近い震源であった。深さは前回の51kmに対し今回は約90kmと深かった。
 

茨城県沖と関東地方の最近の地震活動

茨城県沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が84回であるのに対し2019年に茨城県沖における1週間平均値は104回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

茨城県沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は417回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては21回目。茨城県沖では2019年に54回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計20回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が9回、M4.0~4.9が9回、M5.0以上が2回となっている。

茨城県沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年06月25日の千葉県東方沖M6.1・震度5弱が挙げられる。
 

茨城県沖の過去の地震データ

1919年以降、茨城県沖で発生してきた有感地震は4,463回でそのうちM5.0以上であったのが558回。またM6.0以上は82回でM7.0以上の大地震は6回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2011年03月11日のM7.6・震度6強で深さは43kmであった。

茨城県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2011年03月11日 M7.6 震度6強 茨城県沖
1924年08月15日 M7.2 震度5 茨城県沖
1923年06月02日 M7.1 震度4 茨城県沖
1938年05月23日 M7.0 震度5 茨城県沖
1982年07月23日 M7.0 震度4 茨城県沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1955年12月12日に茨城県沖でM5.0・震度3の地震が約4kmの距離(深さ81km)で起きていた他、1937年09月08日に茨城県沖でM5.1・震度3の地震が約12kmの距離(深さ45km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1922年04月27日に約18kmの距離で発生した茨城県沖M5.9・震度2(深さ23km)であった。
 

関東地方と茨城県沖における地震予測

当社では地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の開発・運用を行っており、多数の地震について過去の事例からその後の地震発生データを集計・分析している。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在393予測。また茨城県沖など震源地別予測が現在534予測となっている。

これらは当社が独自指数により確度をAクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性が高い)、Bクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性がある)、Cクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性を否定できない)に分類しており、方面別予測・震源地別予測それぞれの内訳と関東地方及び茨城県沖の該当数は以下の通りである。

方面別予測において現在、計393予測中、Aクラスは27予測、Bクラスは36予測、Cクラスは330予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が6予測、Cクラス予測が34予測となっている。

また震源地予測では現在、計534予測中、Aクラスが23予測、Bクラスが107予測、Cクラスが404予測となっており、このうち茨城県沖に対してはAクラスが3予測、Bクラスが8予測、Cクラスが21予測となっている。

方面別予測、震源地別予測ともにAクラス予測が含まれている場合は強い地震が発生する可能性が高く、特にAクラス予測が複数となっている場合には可能性が非常に高いと考える必要がある。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」では、上記の地震データ分析に加え最近の地震発生数や周辺の震源における地震活動が与える影響、当該震源地・方面の過去の地震発生頻度から今後2ヶ月間の危険度も計測している。

これは当該震源地・方面における通常時と比較したM6クラス以上発震可能性を数値で表しており、通常時を100%とした場合、現在どの程度の確率となっているかを示したものである。

それによると関東地方の現在の危険度は150%以上、茨城県沖の危険度は150%以上となっている。

当社ではAクラス予測のうち、特に確率が高いと判断した「特Aクラス」とも言える予測についてコーポレートサイトのFORECASTで地震予測として公開している。
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。