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2017年02月27日福島県沖で3回の地震、有感地震増加し始めた関東から東北


 
2017年2月26日深夜から27日未明にかけて、福島県沖で震度4や震度3を含む有感地震が3回発生した。茨城県や千葉県では有感地震発生数が増加の傾向を見せている。

福島県沖で震度4含む3連発

02月26日23:54 M4.2 震度3 福島県沖
02月27日00:03 M4.9 震度4 福島県沖
02月27日03:09 M3.7 震度2 福島県沖

日本国内で震度4を記録したのは2月19日の千葉県東方沖M5.4以来8日ぶり、また福島県沖を震源とする有感地震としても同じ2月19日のM4.2・震度3以来であった。

福島県沖といえば2016年11月22日のM7.4・震度5弱が思い出されるが、今回の3回の地震によってM7.4以降に福島県沖で発生した有感地震の数はちょうど200回となる。

今回のM4.9・震度4の震源位置をM7.4と比較すると、深さは異なるものの南西方向にずれた位置で起きていたことがわかる。上記の画像はM7.4からこれまでに発生したM4.5以上の地震を示しており水色が11月22日のM7.4、そして左下のオレンジ色が今回の震度3と震度4を表している。一連の余震群の南端付近で発生していたことがわかるが、M7.4の余震だとして安心してしまうには不安な要素もあるようだ。

というのも、福島県沖における有感地震発生数を調べてみると、2月に増加傾向を見せ始めているためである。

2016年12月 44回
2017年01月 12回
2017年02月 15回(2月27日07:00現在)

この傾向はM7.4から南側に当たる茨城県や千葉県でも同じであり、いずれも12月から1月にかけて有感地震数は減少傾向にあったにも関わらず、2月に入ってから再び増加している。

茨城県
2016年12月 37回
2017年01月 21回
2017年02月 27回(2月27日07:00現在)

千葉県
2016年12月 07回
2017年01月 04回
2017年02月 07回(2月27日07:00現在)
 

専門家の予測にも注目

今回の震度4では事前に予測されていた内容にも関心が集まっているようだ。ネットでは地磁気など地震と関連するデータに異常が見られるとして強めの地震に注意を呼びかける声が数日前から散見されていた他、電気通信大学名誉教授の早川正士氏が2月22日のテレビ番組や21日に公開された夕刊紙Webサイトで27日までに東北地方南側から千葉北部にかけて最大M5.5・最大震度4という規模を予測していたためで、今回の地震でこれが的中したと見做されているためである。

1月中旬以降、約1ヶ月間発生していなかった震度4以上の地震が2月19日の千葉県東方沖M5.4そして今回の震度4と関東から東北地方南部で再び増加傾向を見せ始めていることに加え2月25日に紹介した惑星直列から巨大地震を予測している海外の研究家が3月1週目に着目していることなど、再び強い地震への警戒が広がる時期になってきたと言えるだろう。
 
※画像はUSGSより。