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2020年07月19日日向灘でM3.9・震度1、南海トラフで未明の和歌山県南方沖に続く地震

日向灘でM3.9・震度1、南海トラフで未明の和歌山県南方沖に続く地震


 

気象庁によると2020年07月19日09:28に日向灘でM3.9・震度1の地震が発生した。日向灘で有感地震が記録されたのは10日ぶり。今年15回目となる有感地震であった。

 

日向灘における今回の地震について

2020年07月19日09:28 M3.9・震度1 日向灘(深さ約20km)

日向灘で有感地震が観測されたのは2020年07月09日のM2.9・震度1以来10日ぶり。今回の震源からは約38km離れていた。その前は2020年06月15日のM3.8・震度1で、今回の震源から約19km離れていた。

今回の震源は前回から南方向に当たる場所で、上記の通り約38km離れていた。最近の地震の中で今回に近かったのは06月06日のM3.3・震度1で約14km離れていた。

南海トラフでは07月19日03:03に昭和南海地震の震源としても知られる和歌山県南方沖で約2ヶ月ぶりとなる有感地震M3.3・震度1が起きたばかりであった。

今回の地震は下記で紹介している通り1931年11月02日の日向灘M7.1大地震に近い位置で発生した。
 

日向灘と九州地方の最近の地震活動

日向灘で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が52回であるのに対し2019年に日向灘における1週間平均値は74回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

日向灘を含む九州地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は395回で、2019年に九州地方で記録された地震数は1週間当たり513回であったので、九州地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては15回目。日向灘では2019年に51回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は6回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計14回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が8回、M4.0~4.9が4回、M5.0以上が0回となっている。

日向灘を含む九州地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月03日の薩摩半島西方沖M6.2・震度3が挙げられる。
 

日向灘の過去の地震データ

1919年以降、日向灘で発生してきた有感地震は823回でそのうちM5.0以上であったのが142回。またM6.0以上は25回でM7.0以上の大地震は5回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1968年04月01日のM7.5・震度5(1968年日向灘地震)で深さは22kmであった。

日向灘において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1968年04月01日 M7.5 震度5 日向灘(1968年日向灘地震)
1941年11月19日 M7.2 震度5 日向灘
1931年11月02日 M7.1 震度5 日向灘
1984年08月07日 M7.1 震度4 日向灘
1961年02月27日 M7.0 震度5 日向灘

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1982年03月06日に日向灘でM5.5・震度3の地震が約4kmの距離(深さ30km)で起きていた他、1996年10月19日に日向灘でM5.2・震度2の地震が約4kmの距離(深さ33km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1931年11月02日に約10kmの距離で発生した日向灘M7.1・震度5(深さ28km)であった。
 

九州地方と日向灘における地震予測

当社では地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の開発・運用を行っており、多数の地震について過去の事例からその後の地震発生データを集計・分析している。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は九州地方など方面別予測が現在386予測。また日向灘など震源地別予測が現在525予測となっている。

これらは当社が独自指数により確度をAクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性が高い)、Bクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性がある)、Cクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性を否定できない)に分類しており、方面別予測・震源地別予測それぞれの内訳と九州地方及び日向灘の該当数は以下の通りである。

方面別予測において現在、計386予測中、Aクラスは25予測、Bクラスは37予測、Cクラスは324予測。このうち九州地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が23予測となっている。

また震源地予測では現在、計525予測中、Aクラスが23予測、Bクラスが105予測、Cクラスが397予測となっており、このうち日向灘に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが4予測となっている。

方面別予測、震源地別予測ともにAクラス予測が含まれている場合は強い地震が発生する可能性が高く、特にAクラス予測が複数となっている場合には可能性が非常に高いと考える必要がある。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」では、上記の地震データ分析に加え最近の地震発生数や周辺の震源における地震活動が与える影響、当該震源地・方面の過去の地震発生頻度から今後2ヶ月間の危険度も計測している。

これは当該震源地・方面における通常時と比較したM6クラス以上発震可能性を数値で表しており、通常時を100%とした場合、現在どの程度の確率となっているかを示したものである。

それによると九州地方の現在の危険度は100%以下、日向灘の危険度は100%以下となっている。

当社ではAクラス予測のうち、特に確率が高いと判断した「特Aクラス」とも言える予測についてコーポレートサイトのFORECASTで地震予測として公開している。
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。