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2020年07月22日大分県中部でM2.8・震度1、2018年11月以来20ヶ月ぶりの有感地震

大分県中部でM2.8・震度1、2018年11月以来20ヶ月ぶりの有感地震


 

気象庁によると2020年07月22日12:40に大分県中部でM2.8・震度1の地震が発生した。大分県中部で有感地震が記録されたのは628日ぶり。

 

大分県中部における今回の地震について

2020年07月22日12:40 M2.8・震度1 大分県中部(深さごく浅い)

大分県中部で有感地震が観測されたのは2018年11月02日のM0.8・震度1以来628日ぶり。今回の震源からは約4km離れた場所で深さは3kmであった。その前は2018年08月27日のM2.2・震度1で、今回の震源から約13km離れた場所で深さは9kmであった。

前日07月21日の22:46には大分県中部の東側に当たる豊後水道でM3.6・震度2の地震が深さ約40kmで発生したばかりだった。豊後水道M3.6は東方向に約90km離れた位置であった。

今回の地震はM2.8・震度1と小規模ではあったが、大分県中部としては過去3回の地震はいずれもM0.8~M2.2の間であり、M3クラスとなる有感地震としては2017年09月27日のM3.1・震度1まで約3年間遡る必要がある。

ただし、2017年09月のM3.1は深さが93kmと深かったため、浅い震源におけるM3クラス地震としては2016年05月のM2.7・震度1以来4年2ヶ月ぶりであった。

今回の震源付近には日出生断層帯や中央構造線断層帯が走っており、前者では30年以内にM7.5程度の地震がほぼ0%の確率で、後者の豊予海峡-由布院区間ではM7.8程度の地震がほぼ0%と予測されている。
 

大分県中部と九州地方の最近の地震活動

大分県中部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が3回であるのに対し2019年に大分県中部における1週間平均値は4回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

大分県中部を含む九州地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は475回で、2019年に九州地方で記録された地震数は1週間当たり513回であったので、九州地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

大分県中部では2019年に0回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

大分県中部を含む九州地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月03日の薩摩半島西方沖M6.2・震度3が挙げられる。
 

大分県中部の過去の地震データ

1919年以降、大分県中部で発生してきた有感地震は677回でそのうちM5.0以上は3回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2016年04月16日のM5.4・震度5弱で深さは6kmであった。

大分県中部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2016年04月16日 M5.4 震度5弱 大分県中部
1985年04月05日 M5.2 震度2 大分県中部
1948年10月15日 M5.0 震度3 大分県中部

今回の震源から10km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

九州地方と大分県中部における地震予測

当社では地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の開発・運用を行っており、多数の地震について過去の事例からその後の地震発生データを集計・分析している。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は九州地方など方面別予測が現在388予測。また大分県中部など震源地別予測が現在551予測となっている。

これらは当社が独自指数により確度をAクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性が高い)、Bクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性がある)、Cクラス(M6クラス以上の地震が発生する可能性を否定できない)に分類しており、方面別予測・震源地別予測それぞれの内訳と九州地方及び大分県中部の該当数は以下の通りである。

方面別予測において現在、計388予測中、Aクラスは28予測、Bクラスは87予測、Cクラスは273予測。このうち九州地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が24予測となっている。

また震源地予測では現在、計551予測中、Aクラスが30予測、Bクラスが118予測、Cクラスが403予測となっており、このうち大分県中部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

方面別予測、震源地別予測ともにAクラス予測が含まれている場合は強い地震が発生する可能性が高く、特にAクラス予測が複数となっている場合には可能性が非常に高いと考える必要がある。

地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」では、上記の地震データ分析に加え最近の地震発生数や周辺の震源における地震活動が与える影響、当該震源地・方面の過去の地震発生頻度から今後2ヶ月間の危険度も計測している。

これは当該震源地・方面における通常時と比較したM6クラス以上発震可能性を数値で表しており、通常時を100%とした場合、現在どの程度の確率となっているかを示したものである。

それによると九州地方の現在の危険度は100%以下、大分県中部の危険度は100%以下となっている。

当社ではAクラス予測のうち、特に確率が高いと判断した「特Aクラス」とも言える予測についてコーポレートサイトのFORECASTで地震予測として公開している。

追記:07月22日の大分県中部M2.8・震度1は伊予灘に、規模・震度は変わらず
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。