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2020年07月の地震概況~今年最大規模のアラスカM7.8、国内は前月より減少


 

2020年07月の月間地震概況は06月に続き世界でM7を超える大地震が2回発生、うち1回であるアラスカM7.8が今年最大規模の地震であった他、日本国内でも震度1未満ではあったものの鳥島近海でM6.0とM6を超える規模の地震が起きたことが特徴であった。

 

今年最大規模の地震M7.8がアラスカで発生

2020年07月の世界で発生したM6.0以上地震は計11回で06月の10回を超えた。最大だったのは07月22日のアラスカM7.8でこれまで今年最大だった01月29日のジャマイカM7.7を超える規模であった。

M6以上の地震数は04月が6回、05月が8回、06月が10回、07月が11回、M7以上の地震数は04月と05月が0回で06月が2回、07月も変わらず2回であった。

M6以上の地震数が1回増えた点、今年最大規模の大地震が起きた点から、07月は前月よりわずかに地震活動が活発だったと言える。

2020年07月の世界M6.0以上(UTC)
07月06日 M6.2 ミクロネシア
07月06日 M6.7 インドネシア
07月17日 M7.0 パプアニューギニア
07月17日 M6.1 アンダマン諸島
07月18日 M6.1 サモア
07月21日 M6.0 フィジー
07月22日 M7.8 アラスカ
07月22日 M6.1 アラスカ
07月22日 M6.3 中国
07月26日 M6.3 南サンドイッチ諸島
07月28日 M6.1 アラスカ
 

日本国内では鳥島近海でM6.0

2020年07月に日本国内で発生した地震の傾向は、M5.0以上の有感地震が5回と前月の12回から大きく減少した。M6を超える規模の有感地震は発生しなかったが、緊急地震速報が発表された07月30日の鳥島近海M6.0は震度1未満ながらM6を超える規模の地震であった。

日本国内で震度1以上の揺れを観測した有感地震の中で最も規模が大きかったのは07月06日のマリアナ諸島M5.8・震度1。日本国内を震源とする有感地震としては07月07日の鳥島近海M5.5・震度1と07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が最大であった。

また震度4以上を記録した地震は06月が7回であったのに対し07月は1回のみであったことから、M5.0以上の地震数及び震度4以上の地震数から07月は06月に比べ静穏だったと言える。

2020年07月の日本国内M5.0以上有感地震
07月06日 M5.8・震度1 マリアナ諸島
07月07日 M5.5・震度1 鳥島近海
07月09日 M5.2・震度2 択捉島南東沖
07月20日 M5.0・震度2 宮古島近海
07月26日 M5.5・震度2 与那国島近海
(07月30日 M6.0・震度1未満 鳥島近海)

2020年07月の日本国内震度4以上
07月09日 M4.7・震度4 茨城県南部

日本国内の地震数

震度1未満を含む地震数は07月合計は19,038回で06月の20,315回を下回った。上記の通り06月に比べ地震活動が静穏だったことに加え、長野・岐阜で04月下旬から続いてきた群発地震が落ち着きつつあることが影響しているとみられる。

2020年の月別地震数と1日当たり平均数
01月 14,328回(平均462回)
02月 13,841回(平均477回)
03月 14,595回(平均471回)
04月 20,784回(平均693回)
05月 27,351回(平均882回)
06月 20,315回(平均677回)
07月 19,038回(平均614回)