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2020年08月04日房総半島南方沖でM4.7・震度2、5ヶ月ぶり今年3回目、年3回の有感地震は5年ぶり

房総半島南方沖でM4.7・震度2、5ヶ月ぶり今年3回目、年3回の有感地震は5年ぶり


 

気象庁によると2020年08月04日20:21に房総半島南方沖でM4.7・震度2の地震が発生した。房総半島南方沖で有感地震が記録されたのは160日ぶり。今年3回目となる有感地震であった。

 

房総半島南方沖における今回の地震について

2020年08月04日20:21 M4.7・震度2 房総半島南方沖(深さ約80km)

相模トラフ沿いで起きた地震で、USGSはこの地震をM4.9・深さ約79kmと計測した。

房総半島南方沖で有感地震が観測されたのは2020年02月27日のM3.5・震度1以来160日ぶり。今回の震源からは約38km離れた場所で深さは54kmであった。その前は2020年02月24日のM4.4・震度1で、今回の震源から約56km離れた場所で深さは58kmであった。

房総半島南方沖における有感地震は2020年としては3回目だが、2019年には発生していなかった。年に3回以上の有感地震を観測したのは2015年以来5年ぶりとなる。
 

房総半島南方沖と関東地方の最近の地震活動

房総半島南方沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が7回であるのに対し2019年に房総半島南方沖における1週間平均値は7回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

房総半島南方沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は410回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目。房総半島南方沖では2019年に0回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

房総半島南方沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年06月25日の千葉県東方沖M6.1・震度5弱が挙げられる。
 

房総半島南方沖の過去の地震データ

1919年以降、房総半島南方沖で発生してきた有感地震は149回でそのうちM5.0以上であったのが33回、M6.0以上が3回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1930年05月24日のM6.3・震度5で深さは110kmであった。

房総半島南方沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1930年05月24日 M6.3 震度5 房総半島南方沖
1946年04月06日 M6.0 震度3 房総半島南方沖
1953年12月21日 M6.0 震度3 房総半島南方沖
1934年04月15日 M5.9 震度3 房総半島南方沖
1937年12月16日 M5.7 震度3 房総半島南方沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1927年07月27日に千葉県南東沖でM5.5・震度2の地震が約7kmの距離(深さ20km)で起きていた他、2011年02月26日に房総半島南方沖でM5.0・震度3の地震が約10kmの距離(深さ56km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1936年10月26日に約19kmの距離で発生した千葉県南東沖M6.0・震度4(深さ115km)であった。
 

関東地方と房総半島南方沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在357予測。また房総半島南方沖など震源地別予測が現在521予測となっている。

方面別予測において現在、計357予測中、Aクラスは29予測、Bクラスは90予測、Cクラスは238予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が14予測、Cクラス予測が23予測となっている。

また震源地予測では現在、計521予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが112予測、Cクラスが378予測となっており、このうち房総半島南方沖に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%以上、房総半島南方沖の危険度は100%以下となっている。

追記:08月04日の房総半島南方沖M4.7は地震の規模がM4.6に、震度は2で変わらず
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。