• 国内地震
  • 国内M4.5(M5クラス)以上地震。小規模地震はNewsFlashをご覧下さい。
2020年08月06日新潟県中越地方でM5.1・震度2、深さ100km以上のM5超え地震は49年ぶり

新潟県中越地方でM5.1・震度2、深さ100km以上のM5超え地震は49年ぶり


 

気象庁によると2020年08月06日12:06に新潟県中越地方でM5.1・震度2の地震が発生した。新潟県中越地方で有感地震が記録されたのは7日ぶり。今年5回目となる有感地震であった。

 

新潟県中越地方における今回の地震について

2020年08月06日12:06 M5.1・震度2 新潟県中越地方(深さ約190km)

日本国内でM5.0以上の地震は同日未明に茨城県沖でM5.6・震度3のM6クラス地震が起きたばかりであった。新潟県中越地方におけるM5.0以上地震としては2005年08月21日のM5.0・震度5強以来15年ぶり。この地震は深さが17kmであったため、深さ100km以上のM5.0以上としては1971年09月21日のM5.6・震度3まで49年遡る必要がある。

なお、この1971年09月21日のM5.6は下記で述べている通り今回の震源から約5kmと近い位置で深さも184kmと同程度であった。

新潟県中越地方で有感地震が観測されたのは2020年07月30日のM2.3・震度1以来7日ぶり。今回の震源からは約16km離れた場所で深さは13kmであった。その前は2020年07月24日のM3.5・震度2で、今回の震源から約23km離れた場所で深さは25kmであった。

直近で有感地震が複数回起きていた新潟県中越地方だが、震源の深さはいずれも25km以下と浅かった。

今回の地震では震度2の揺れを観測したのは新潟県、山梨県、福島県であった。

USGSは今回の地震の規模をM5.1・深さ約177kmと計測している。
 

新潟県中越地方と北陸地方の最近の地震活動

新潟県中越地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が3回であるのに対し2019年に新潟県中越地方における1週間平均値は8回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

新潟県中越地方を含む北陸地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は105回で、2019年に北陸地方で記録された地震数は1週間当たり113回であったので、北陸地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては5回目。新潟県中越地方では2019年に12回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計4回のうちM3.0未満だったのが3回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

新潟県中越地方を含む北陸地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年03月13日の石川県能登地方M5.5・震度5強が挙げられる。
 

新潟県中越地方の過去の地震データ

1919年以降、新潟県中越地方で発生してきた有感地震は1,760回でそのうちM5.0以上であったのが40回、M6.0以上が6回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2004年10月23日のM6.8・震度7(新潟県中越地震)で深さは13kmであった。

新潟県中越地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2004年10月23日 M6.8 震度7 新潟県中越地方(新潟県中越地震)
2004年10月23日 M6.5 震度6強 新潟県中越地方
2004年10月23日 M6.3 震度5強 新潟県中越地方
1933年10月04日 M6.1 震度3 新潟県中越地方
2004年10月27日 M6.1 震度6弱 新潟県中越地方

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1998年02月21日に新潟県中越地方でM5.2・震度4の地震が約3kmの距離(深さ19km)で起きていた他、1971年09月21日に新潟県中越地方でM5.6・震度3の地震が約5kmの距離(深さ184km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約50km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2004年10月23日に約7kmの距離で発生した新潟県中越地方M6.8・震度7(深さ13km)であった。
 

北陸地方と新潟県中越地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北陸地方など方面別予測が現在366予測。また新潟県中越地方など震源地別予測が現在542予測となっている。

方面別予測において現在、計366予測中、Aクラスは30予測、Bクラスは90予測、Cクラスは246予測。このうち北陸地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が3予測となっている。

また震源地予測では現在、計542予測中、Aクラスが30予測、Bクラスが111予測、Cクラスが401予測となっており、このうち新潟県中越地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では北陸地方の現在の危険度は100%以下、新潟県中越地方の危険度は100%以下となっている。 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。