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2020年08月06日関東東方沖付近でM4.6の地震、日本海溝の外側で震度1以上は観測されず

08月06日の関東東方沖付近M4.6の地震は関東東方沖M4.6に、震度は1未満


 

2020年08月06日00:12にUSGSが関東東方沖付近で観測していたM4.6の地震は気象庁が2020年08月07日に発表した震源リストによると関東東方沖M4.6となった。

 

2020年08月06日00:12 M4.6・震度1未満 関東東方沖(深さ56km)

USGSは深さを約10kmと計測していた。

関東東方沖で前回有感地震が観測されたのは2019年11月16日のM4.9・震度1(深さ50km)(規模不明は除く)。
 

関東東方沖と関東地方の最近の地震活動

関東東方沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が11回であるのに対し2019年に関東東方沖における1週間平均値は5回であったことから、現在の状況は多いと言える。

関東東方沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は480回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

関東東方沖では2019年に2回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでに有感地震が0回起きており、内訳はM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

関東東方沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月06日の茨城県沖M5.6・震度3が挙げられる。
 

関東東方沖の過去の地震データ

1919年以降、関東東方沖で発生してきた有感地震は119回でそのうちM5.0以上であったのが87回。またM6.0以上は20回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1953年11月26日のM7.4・震度51953年房総沖地震で深さは39kmであった。

関東東方沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1953年11月26日 M7.4 震度5 関東東方沖(1953年房総沖地震)
1924年08月15日 M6.8 震度3 関東東方沖
2005年01月19日 M6.8 震度1 関東東方沖
2004年05月30日 M6.7 震度1 関東東方沖
2016年09月23日 M6.7 震度1 関東東方沖

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1925年09月01日に関東東方沖でM5.9・震度2の地震が約31kmの距離(深さ49km)で起きていた他、1978年12月31日に関東東方沖でM5.1・震度1の地震が約31kmの距離(深さ60km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約50km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2011年03月22日に約46kmの距離で発生した福島県沖M6.7・震度4(深さ28km)であった。
 

関東地方と関東東方沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在392予測。また関東東方沖など震源地別予測が現在581予測となっている。

方面別予測において現在、計392予測中、Aクラスは31予測、Bクラスは98予測、Cクラスは263予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が15予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計581予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが119予測、Cクラスが431予測となっており、このうち関東東方沖に対してはAクラスが1予測、Bクラスが3予測、Cクラスが10予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は150%以上、関東東方沖の危険度は150%以上となっている。
 

「次に揺れるのは」関東東方沖M4.6の類似3事例以後の発震傾向性

今回の関東東方沖M4.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた3件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

関東東方沖を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは3事例中2例であった。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県南部 3事例中2例
茨城県沖 3事例中1例
関東東方沖 3事例中1例
千葉県東方沖 3事例中1例

また、各方面のうち1ヶ月以内に最も多くのM6クラス以上が発生していたのは関東地方であったが、次に多く起きていたのは千島海溝で3事例中2例であった。

千島海溝で1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と回数。

千島列島 3事例中1例
十勝沖 3事例中1例
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。