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2020年08月08日奄美大島近海でM4.1・震度2、奄美大島付近の地震が07月末以降増加

奄美大島近海でM4.1・震度2、奄美大島付近の地震が07月末以降増加


 

気象庁によると2020年08月08日20:55に奄美大島近海でM4.1・震度2の地震が発生した。奄美大島近海で有感地震が記録されたのは3日ぶり。今年22回目となる有感地震であった。

 

奄美大島近海における今回の地震について

2020年08月08日20:55 M4.1・震度2 奄美大島近海(深さ約50km)

奄美大島近海で有感地震が観測されたのは2020年08月05日のM3.1・震度1以来3日ぶり。今回の震源からは約37km離れた場所で深さは31kmであった。その前は2020年08月01日のM4.5・震度1で、今回の震源から約188km離れた場所で深さは55kmであった。

奄美大島付近を震源とする奄美大島近海の地震が増加している。07月29日から31日までに4回、08月05日にも1回そして今回と、奄美大島付近における有感地震は07月末以降今回が6回目。

震度1未満を含めた地震数も直近の1週間で158回、前年平均が88回であったことから、2倍近い回数となっている。
 

奄美大島近海と沖縄地方の最近の地震活動

奄美大島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が158回であるのに対し2019年に奄美大島近海における1週間平均値は88回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

奄美大島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は456回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては22回目。奄美大島近海では2019年に46回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計21回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が13回、M4.0~4.9が7回、M5.0以上が0回となっている。

奄美大島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が挙げられる。
 

奄美大島近海の過去の地震データ

1919年以降、奄美大島近海で発生してきた有感地震は1,303回でそのうちM5.0以上であったのが134回、M6.0以上が18回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1938年06月16日のM6.9・震度4で深さは20kmであった。

奄美大島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1938年06月16日 M6.9 震度4 奄美大島近海
1995年10月18日 M6.9 震度5 奄美大島近海
1995年10月19日 M6.7 震度5 奄美大島近海
1995年10月19日 M6.5 震度4 奄美大島近海
1925年06月28日 M6.4 震度2 奄美大島近海

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2015年05月22日に奄美大島近海でM5.1・震度5弱の地震が約4kmの距離(深さ21km)で起きていた他、1938年09月23日に奄美大島近海でM5.0・震度3の地震が約11kmの距離(深さ7km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1949年07月27日に約17kmの距離で発生した奄美大島近海M5.2・震度1(深さ82km)であった。
 

沖縄地方と奄美大島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在392予測。また奄美大島近海など震源地別予測が現在581予測となっている。

方面別予測において現在、計392予測中、Aクラスは31予測、Bクラスは98予測、Cクラスは263予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が7予測、Bクラス予測が14予測、Cクラス予測が24予測となっている。

また震源地予測では現在、計581予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが119予測、Cクラスが431予測となっており、このうち奄美大島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが10予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は150%以上、奄美大島近海の危険度は150%以上となっている。
 

「次に揺れるのは」奄美大島近海M4.1の類似12事例以後の発震傾向性

今回の奄美大島近海M4.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた12件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

奄美大島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは12事例中7例であった。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

沖縄本島近海 12事例中2例
奄美大島近海 12事例中1例
奄美大島北東沖 12事例中1例
与那国島近海 12事例中1例
沖縄本島北西沖 12事例中1例
種子島南東沖 12事例中1例
石垣島北西沖 12事例中1例
 

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※画像は気象庁より。