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2020年08月08日アラスカでM5.4、07月22日M7.8大地震の震源付近

アラスカでM5.3、07月22日M7.8大地震の震源付近


 

USGSによると日本時間2020年08月08日21:52にアラスカでM5.3の地震が発生した。今回の地震の震源は07月22日のM7.8大地震の震源にごく近い位置であった。

 

アラスカにおける今回の地震について

日本時間2020年08月08日21:52 M5.3 アラスカ(深さ約25km)

アラスカでM4.5のM5クラス以上地震が観測されたのは2020年08月05日のM5.2以来3日ぶり。今回の震源から約315km離れた位置であった。その前は2020年08月04日のM5.2で、今回の震源から約314km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の地震は07月22日のM7.8大地震付近、約25km程度離れた場所で発生した。M7.8以降、M5.0を超える規模の地震は今回が16回目。

M7.8以降、周辺では西側への震源域の拡大がみられていたが、今回の地震は震源域の東端に当たるM7.8の震源ごく近くであった。
 

アラスカの最近の地震活動

アラスカでは2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年にアラスカで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年05月27日 M5.8 アラスカ(深さ約64km)
2019年09月10日 M5.7 アラスカ(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

アラスカでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が3回、M7.0以上の大地震が1回起きている。
 

アラスカの過去の地震データ

1901年以降、アラスカで発生してきたM6.0以上の地震は232回でそのうちM7.0以上であったのが33回。20世紀以降、過去最大だったのは1964年03月28日のM9.2で深さは約25kmであった。

アラスカで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1964年03月28日 M9.2 アラスカ(深さ約25km)
1938年11月10日 M8.2 アラスカ(深さ約35km)
1987年11月30日 M7.9 アラスカ(深さ約10km)
2002年11月03日 M7.9 アラスカ(深さ約4km)
2018年01月23日 M7.9 アラスカ(深さ約14km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると2020年07月22日にアラスカでM7.8の地震が約24kmの距離(深さ28km)で起きていた他、1938年11月10日にアラスカでM8.2の地震が約32kmの距離(深さ35km)で起きていた。
 

北米とアラスカにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北米など方面別予測が現在428予測。またアラスカなど震源地別予測が現在788予測となっている。

方面別予測において現在、計428予測中、Aクラスは47予測、Bクラスは139予測、Cクラスは242予測。このうち北米に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が7予測、Cクラス予測が36予測となっている。

また震源地予測では現在、計788予測中、Aクラスが45予測、Bクラスが163予測、Cクラスが580予測となっており、このうちアラスカに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが20予測となっている。

通常時との比較では北米の現在の危険度は100%前後、アラスカの危険度は100%以上となっている。
 

「次に揺れるのは」アラスカM5.3の類似10事例以降の発震傾向性

今回のアラスカM5.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた10件の事例について、アラスカを含む北米でその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

北米以外の各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのは大洋州で10事例中7例であった。

大洋州で1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

フィジー 10事例中3例
パプアニューギニア 10事例中3例
マッコーリー島 10事例中1例
ケルマデック諸島 10事例中1例
バヌアツ 10事例中1例
ソロモン諸島 10事例中1例
ニュージーランド 10事例中1例

また、今回のアラスカにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは10事例中2例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

2011年07月10日 M7.3・震度4 三陸沖
2015年05月30日 M8.1・震度5強 小笠原諸島西方沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。