• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年08月09日福島県沖でM4.1・震度2、05月のM5.4・震度4震源に近い場所

福島県沖でM4.1・震度2、05月のM5.4・震度4震源に近い場所


 

気象庁によると2020年08月09日14:30に福島県沖でM4.1・震度2の地震が発生した。福島県沖で有感地震が記録されたのは5日ぶり。今年39回目となる有感地震であった。

 

福島県沖における今回の地震について

2020年08月09日14:30 M4.1・震度2 福島県沖(深さ約50km)

福島県沖で有感地震が観測されたのは2020年08月04日のM3.7・震度2以来5日ぶり。今回の震源からは約56km離れた場所で深さは51kmであった。その前は2020年07月31日のM3.2・震度1で、今回の震源から約41km離れた場所で深さは30kmであった。

今回の地震は沿岸付近で発生した5日前の前回M3.7・震度2より北東方向に離れた沖合で観測された。

今回の震源に近い位置で最近起きていた地震としては、05月19日のM5.4・震度4が挙げられる。今回の震源から8kmと近い位置であった。
 

福島県沖と東北地方の最近の地震活動

福島県沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が155回であるのに対し2019年に福島県沖における1週間平均値は175回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

福島県沖を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は642回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては39回目。福島県沖では2019年に64回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は6回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計38回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が19回、M4.0~4.9が16回、M5.0以上が3回となっている。

福島県沖を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年06月03日の福島県沖M5.0・震度1が挙げられる。
 

福島県沖の過去の地震データ

1919年以降、福島県沖で発生してきた有感地震は4,245回でそのうちM5.0以上であったのが719回。またM6.0以上は109回でM7.0以上の大地震は6回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1938年11月05日のM7.5・震度5(福島県東方沖地震)で深さは43kmであった。

福島県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1938年11月05日 M7.5 震度5 福島県沖(福島県東方沖地震)
1938年11月06日 M7.4 震度5 福島県沖(福島県東方沖地震)
2016年11月22日 M7.4 震度5弱 福島県沖
1938年11月05日 M7.3 震度5 福島県沖(福島県東方沖地震)
2013年10月26日 M7.1 震度4 福島県沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1989年04月28日に福島県沖でM5.1・震度3の地震が約1kmの距離(深さ52km)で起きていた他、2011年10月10日に福島県沖でM5.6・震度4の地震が約2kmの距離(深さ47km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2016年11月22日に約17kmの距離で発生した福島県沖M7.4・震度5弱(深さ25km)であった。
 

東北地方と福島県沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在392予測。また福島県沖など震源地別予測が現在581予測となっている。

方面別予測において現在、計392予測中、Aクラスは31予測、Bクラスは98予測、Cクラスは263予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が11予測、Bクラス予測が24予測、Cクラス予測が11予測となっている。

また震源地予測では現在、計581予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが119予測、Cクラスが431予測となっており、このうち福島県沖に対してはAクラスが7予測、Bクラスが16予測、Cクラスが15予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%以上、福島県沖の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」福島県沖M4.1の類似16事例以後の発震傾向性

今回の福島県沖M4.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた16件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

福島県沖を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは16事例中10例であった。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

福島県沖 16事例中6例
三陸沖 16事例中4例
岩手県沖 16事例中3例
宮城県沖 16事例中2例
秋田県沿岸北部 16事例中1例
秋田県沖 16事例中1例
福島県会津 16事例中1例
福島県浜通り 16事例中1例
福島県中通り 16事例中1例

また、各方面のうち1ヶ月以内に最も多くのM6クラス以上が発生していたのは東北地方であったが、次に多く起きていたのは千島海溝で16事例中5例であった。

千島海溝で1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と回数。

千島列島 16事例中2例
釧路沖 16事例中1例
千島列島東方 16事例中1例
北海道東方沖 16事例中1例
浦河沖 16事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。