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2020年08月09日米国東部ノースカロライナ州とバージニア州の境界付近でM5.1、地震少ない地域

米国東部ノースカロライナ州とバージニア州の境界付近でM5.1、地震少ない地域


 

USGSによると日本時間2020年08月09日21:07に米国東部のノースカロライナ州とバージニア州の境界付近でM5.1の地震が発生した。付近で強い地震が起きた事例は見当たらない、地震が少ない珍しい場所であった。

 

米国における今回の地震について

日本時間2020年08月09日21:07 M5.1 米国(深さ約9km)

米国でM4.5のM5クラス以上地震が観測されたのは2020年07月06日のM4.5以来34日ぶり。今回の震源から約4,045km離れた位置であった。その前は2020年06月30日のM5.1で、今回の震源から約4,052km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近で強い地震が発生した事例は見当たらない。約100km以内の圏内では、1916年にM5.2、1969年にM4.5、1976年にM4.7の地震がそれぞれ起きていた程度である。

やや離れた周辺では2011年08月24日に北東方向に約370km離れたバージニア州でM5.8の地震が発生していた。
 

米国の最近の地震活動

米国では2019年にM6.0以上の地震が3回発生、そのうちM7.0以上の大地震は1回であった。

2019年に米国で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年07月06日 M7.1 米国(深さ約8km)
2019年07月04日 M6.4 米国(深さ約11km)
2019年08月29日 M6.3 米国(深さ約10km)
2019年09月05日 M5.9 米国(深さ約10km)
2019年06月23日 M5.6 米国(深さ約9km)
※海外時間(UTC)

米国では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が2回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。
 

米国の過去の地震データ

1901年以降、米国で発生してきたM6.0以上の地震は194回でそのうちM7.0以上であったのが14回。20世紀以降、過去最大だったのは1906年04月18日のM7.9で深さは約12kmであった。

米国で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1906年04月18日 M7.9 米国(深さ約12km)
1952年07月21日 M7.5 米国(深さ約6km)
1922年01月31日 M7.3 米国(深さ約15km)
1959年08月18日 M7.3 米国(深さ約5km)
1992年06月28日 M7.3 米国(深さ約0km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から約500km以内ではこれまでM6.5以上のM7クラス地震は起きてこなかった。
 

北米と米国における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北米など方面別予測が現在437予測。また米国など震源地別予測が現在812予測となっている。

方面別予測において現在、計437予測中、Aクラスは48予測、Bクラスは141予測、Cクラスは248予測。このうち北米に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が7予測、Cクラス予測が37予測となっている。

また震源地予測では現在、計812予測中、Aクラスが45予測、Bクラスが169予測、Cクラスが598予測となっており、このうち米国に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが19予測となっている。

通常時との比較では北米の現在の危険度は100%前後、米国の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」米国M5.1の類似13事例以降の発震傾向性

今回の米国M5.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた13件の事例について、米国を含む北米でその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

北米以外の各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのはアジアで13事例中11例であった。

アジアで1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

インドネシア 13事例中8例
日本 13事例中3例
南シナ海 13事例中1例
ネパール 13事例中1例
台湾 13事例中1例
インド 13事例中1例

また、今回の米国における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは13事例中3例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1931年09月21日 M6.9・震度5 埼玉県北部(西埼玉地震)
1986年02月04日 M6.6・震度2 小笠原諸島西方沖
2011年09月17日 M6.6・震度4 岩手県沖
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。