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2020年08月09日千葉県北西部でM4.0・震度2、25日ぶり今年3回目の有感地震

千葉県北西部でM4.0・震度2、25日ぶり今年3回目の有感地震


 

気象庁によると2020年08月09日21:54に千葉県北西部でM4.0・震度2の地震が発生した。千葉県北西部で有感地震が記録されたのは25日ぶり。今年3回目となる有感地震であった。

 

千葉県北西部における今回の地震について

2020年08月09日21:54 M4.0・震度2 千葉県北西部(深さ約80km)

千葉県北西部で有感地震が観測されたのは2020年07月15日のM3.3・震度1以来25日ぶり。今回の震源からは約11km離れた場所で深さは66kmであった。その前は2020年05月06日のM5.0・震度4で、今回の震源から約14km離れた場所で深さは68kmであった。

今回の震源付近が揺れた際には、その後1ヶ月以内に福島県沖でM6クラス以上の地震が起きていたケースが下記の通り17事例中5例と目立っていた。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。
 

千葉県北西部と関東地方の最近の地震活動

千葉県北西部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が11回であるのに対し2019年に千葉県北西部における1週間平均値は18回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

千葉県北西部を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は455回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目。千葉県北西部では2019年に15回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が1回となっている。

千葉県北西部を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月06日の茨城県沖M5.6・震度3が挙げられる。
 

千葉県北西部の過去の地震データ

1919年以降、千葉県北西部で発生してきた有感地震は1,021回でそのうちM5.0以上であったのが43回、M6.0以上が6回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1956年09月30日のM6.3・震度4で深さは81kmであった。

千葉県北西部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1956年09月30日 M6.3 震度4 千葉県北西部
1928年05月21日 M6.2 震度5 千葉県北西部
1951年01月09日 M6.1 震度4 千葉県北西部
1952年05月08日 M6.0 震度4 千葉県北西部
1980年09月25日 M6.0 震度4 千葉県北西部

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1956年09月30日に千葉県北西部でM6.3・震度4の地震が約3kmの距離(深さ81km)で起きていた他、1998年01月14日に千葉県北西部でM5.0・震度3の地震が約4kmの距離(深さ78km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1956年09月30日に約3kmの距離で発生した千葉県北西部M6.3・震度4(深さ81km)であった。
 

関東地方と千葉県北西部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在392予測。また千葉県北西部など震源地別予測が現在581予測となっている。

方面別予測において現在、計392予測中、Aクラスは31予測、Bクラスは98予測、Cクラスは263予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が15予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計581予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが119予測、Cクラスが431予測となっており、このうち千葉県北西部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は150%以上、千葉県北西部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」千葉県北西部M4.0の類似17事例以後の発震傾向性

今回の千葉県北西部M4.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた17件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

千葉県北西部を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは17事例中2例であった。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 17事例中1例
千葉県東方沖 17事例中1例

また、関東地方を除いた各方面のうち、M6クラス以上が最も多く起きていたのは東北地方と北海道地方で、東北地方では17事例中8例、北海道地方では17事例中5例であった。

それぞれの方面で1ヶ月以内にM6クラス以上を記録していた震源と回数。

福島県沖 17事例中5例
三陸沖 17事例中3例
青森県東方沖 17事例中2例
青森県西方沖 17事例中1例

日高地方中部 17事例中1例
釧路地方中南部 17事例中1例
宗谷東方沖 17事例中1例
北海道西方沖 17事例中1例
胆振地方中東部 17事例中1例
空知地方中部 17事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。