• 海外地震
  • 海外M5.5(M6クラス)以上の地震。M5.4以下はNewsFlashをご覧下さい。
2020年08月10日アフリカ南方沖合でM5.9、M6クラス地震は今年初

アフリカ南方沖合でM5.9、M6クラス地震は今年初


 

USGSによると日本時間2020年08月10日08:42にアフリカ南方沖合でM5.9の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年01月02日にアフリカ南方沖合でM5.0の地震が今回の震源からは約238km離れた場所で起きていた。

 

アフリカ南方沖合における今回の地震について

日本時間2020年08月10日08:42 M5.9 アフリカ南方沖合(深さ約10km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては2020年08月08日にアラスカで発生したM5.5以来1日ぶりで、2020年としては229回目となる(発生日時は日本時間)。

アフリカ南方沖合でM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2019年12月09日のM5.6以来244日ぶり。今回の震源から約37km離れた位置であった。その前は海外時間(UTC)2018年12月02日のM5.5で、今回の震源から約697km離れていた。

アフリカプレートと南極プレートの境界付近では、日本時間08月10日01:30にプリンス・エドワード諸島でM5.3の地震が起きていたが、震源の位置は今回から東方向に約3,500km離れていた。

今回の地震はアフリカ南方沖合としては今年初となるM6クラス地震であったが、西側に約720km離れたブーベ島付近では01月12日にM5.6の地震が発生していた。
 

アフリカ南方沖合の最近の地震活動

アフリカ南方沖合では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年にアフリカ南方沖合で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年12月09日 M5.6 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

アフリカ南方沖合では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。
 

アフリカ南方沖合の過去の地震データ

1901年以降、アフリカ南方沖合で発生してきたM6.0以上の地震は12回でそのうちM7.0以上であったのが1回。20世紀以降、過去最大だったのは1942年11月10日のM8.0で深さは約10kmであった。

アフリカ南方沖合で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1942年11月10日 M8.0 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
1980年11月11日 M6.7 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
2018年01月28日 M6.6 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
1956年08月14日 M6.4 アフリカ南方沖合(深さ約15km)
1991年03月11日 M6.4 アフリカ南方沖合(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約300km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると2018年01月28日にアフリカ南方沖合でM6.6の地震が約218kmの距離(深さ10km)で起きていた。
 

大西洋とアフリカ南方沖合における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大西洋など方面別予測が現在423予測。またアフリカ南方沖合など震源地別予測が現在796予測となっている。

方面別予測において現在、計423予測中、Aクラスは46予測、Bクラスは135予測、Cクラスは242予測。このうち大西洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が6予測、Cクラス予測が39予測となっている。

また震源地予測では現在、計796予測中、Aクラスが41予測、Bクラスが165予測、Cクラスが590予測となっており、このうちアフリカ南方沖合に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では大西洋の現在の危険度は100%以下、アフリカ南方沖合の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」アフリカ南方沖合M5.9の類似11事例以降の発震傾向性

今回のアフリカ南方沖合M5.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた11件の事例について、アフリカ南方沖合を含む大西洋でその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

大西洋以外の各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのはアジアで11事例中10例であった。

アジアで1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

日本 11事例中4例
インドネシア 11事例中3例
台湾 11事例中2例
フィリピン 11事例中2例
ラオス 11事例中1例
ミャンマー 11事例中1例

また、今回のアフリカ南方沖合における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは11事例中4例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1983年06月21日 M6.2・震度1 択捉島南東沖
1986年02月04日 M6.6・震度2 小笠原諸島西方沖
1996年10月18日 M6.4・震度4 種子島近海
2004年05月30日 M6.7・震度1 関東東方沖
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。