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2020年08月11日熊本県天草・芦北地方でM3.0・震度2、07月に複数回揺れた付近でまた地震

熊本県天草・芦北地方でM3.0・震度2、07月に複数回揺れた付近でまた地震


 

気象庁によると2020年08月11日17:41に熊本県天草・芦北地方でM3.0・震度2の地震が発生した。熊本県天草・芦北地方で有感地震が記録されたのは17日ぶり。今年8回目となる有感地震であった。

 

熊本県天草・芦北地方における今回の地震について

2020年08月11日17:41 M3.0・震度2 熊本県天草・芦北地方(深さごく浅い)

熊本県天草・芦北地方で有感地震が観測されたのは2020年07月25日のM3.0・震度1以来17日ぶり。今回の震源からは約7km離れた場所で深さは0kmであった。その前は2020年07月23日のM2.9・震度2で、今回の震源から約16km離れた場所で深さは3kmであった。

熊本県天草・芦北地方では01月04日から07月10日まで半年間、有感地震が観測されていなかったが、07月に計6回を記録。それらのうち2回を除く4回が今回の震源から数km以内と近い位置で発生していた。17日ぶりとなった今回の地震も多発している震源付近で起きた地震であった。

今回の震源は日奈久断層帯付近であったとみられる。日奈久断層帯では日奈久区間が30年以内にM7.5程度の地震が最大6%の確率で、また八代海区間が30年以内にM7.3程度の地震が最大16%の確率でそれぞれ予測されている。
 

熊本県天草・芦北地方と九州地方の最近の地震活動

熊本県天草・芦北地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が34回であるのに対し2019年に熊本県天草・芦北地方における1週間平均値は46回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

熊本県天草・芦北地方を含む九州地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は440回で、2019年に九州地方で記録された地震数は1週間当たり513回であったので、九州地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては8回目。熊本県天草・芦北地方では2019年に34回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計7回のうちM3.0未満だったのが5回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

熊本県天草・芦北地方を含む九州地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月03日の薩摩半島西方沖M6.2・震度3が挙げられる。
 

熊本県天草・芦北地方の過去の地震データ

1919年以降、熊本県天草・芦北地方で発生してきた有感地震は248回でそのうちM5.0以上は7回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1931年12月26日のM5.8・震度5で深さは17kmであった。

熊本県天草・芦北地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1931年12月26日 M5.8 震度5 熊本県天草・芦北地方
1919年04月25日 M5.6 震度3 熊本県天草・芦北地方
1924年06月30日 M5.6 震度2 熊本県天草・芦北地方
1931年12月22日 M5.6 震度5 熊本県天草・芦北地方
1931年12月21日 M5.5 震度5 熊本県天草・芦北地方

今回の震源から10km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

九州地方と熊本県天草・芦北地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は九州地方など方面別予測が現在392予測。また熊本県天草・芦北地方など震源地別予測が現在581予測となっている。

方面別予測において現在、計392予測中、Aクラスは31予測、Bクラスは98予測、Cクラスは263予測。このうち九州地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計581予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが119予測、Cクラスが431予測となっており、このうち熊本県天草・芦北地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では九州地方の現在の危険度は100%以下、熊本県天草・芦北地方の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」熊本県天草・芦北地方M3.0の類似12事例以後の発震傾向性

今回の熊本県天草・芦北地方M3.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた12件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

熊本県天草・芦北地方を含む九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは12事例中2例であった。

九州地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

大隅半島東方沖 12事例中1例
日向灘 12事例中1例

また、九州地方を除いた各方面のうち、M6クラス以上が最も多く起きていたのは伊豆・小笠原と東北地方で、伊豆・小笠原では12事例中6例、東北地方では12事例中4例であった。

それぞれの方面で1ヶ月以内にM6クラス以上を記録していた震源と回数。

硫黄島近海 12事例中4例
小笠原諸島西方沖 12事例中1例
小笠原諸島東方沖 12事例中1例
八丈島東方沖 12事例中1例
鳥島近海 12事例中1例

三陸沖 12事例中2例
青森県東方沖 12事例中2例
岩手県沖 12事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。