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2020年08月11日ニュージーランド北方のケルマデック諸島でM5.1、1986年M8クラス地震の震源近く

ニュージーランド北方のケルマデック諸島でM5.1、1986年M8クラス地震近く


 

USGSによると日本時間2020年08月11日19:53にケルマデック諸島でM5.1の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月05日にケルマデック諸島でM4.9の地震が今回の震源からは約36km離れた場所で起きていた。

 

ケルマデック諸島における今回の地震について

日本時間2020年08月11日19:53 M5.1 ケルマデック諸島(深さ約35km)

ケルマデック諸島でM4.5のM5クラス以上地震が観測されたのは2020年08月05日のM4.9以来6日ぶり。今回の震源から約36km離れた位置であった。その前は2020年07月30日のM4.5で、今回の震源から約495km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近では1986年10月20日にM7.7のM8クラス地震が約40kmと近い位置で起きていた。
 

ケルマデック諸島の最近の地震活動

ケルマデック諸島では2019年にM6.0以上の地震が2回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にケルマデック諸島で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月19日 M6.4 ケルマデック諸島(深さ約30km)
2019年09月27日 M6.1 ケルマデック諸島(深さ約34km)
2019年12月18日 M5.9 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2019年05月10日 M5.7 ケルマデック諸島(深さ約10km)
2019年10月24日 M5.7 ケルマデック諸島(深さ約70km)
※海外時間(UTC)

ケルマデック諸島では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が3回、M7.0以上の大地震が1回起きている。
 

ケルマデック諸島の過去の地震データ

1901年以降、ケルマデック諸島で発生してきたM6.0以上の地震は292回でそのうちM7.0以上であったのが26回。20世紀以降、過去最大だったのは1917年05月01日のM8.2で深さは約15kmであった。

ケルマデック諸島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1917年05月01日 M8.2 ケルマデック諸島(深さ約15km)
1976年01月14日 M8.0 ケルマデック諸島(深さ約33km)
1986年10月20日 M7.7 ケルマデック諸島(深さ約29km)
2011年07月06日 M7.6 ケルマデック諸島(深さ約17km)
1955年02月27日 M7.5 ケルマデック諸島(深さ約15km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1986年12月21日にケルマデック諸島でM6.5の地震が約7kmの距離(深さ17km)で起きていた他、1992年06月25日にケルマデック諸島でM6.5の地震が約12kmの距離(深さ20km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1986年10月20日に38kmの距離で発生したケルマデック諸島 M7.7(深さ29km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とケルマデック諸島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在418予測。またケルマデック諸島など震源地別予測が現在792予測となっている。

方面別予測において現在、計418予測中、Aクラスは44予測、Bクラスは133予測、Cクラスは241予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が17予測、Bクラス予測が38予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計792予測中、Aクラスが40予測、Bクラスが164予測、Cクラスが588予測となっており、このうちケルマデック諸島に対してはAクラスが1予測、Bクラスが7予測、Cクラスが23予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は150%以上、ケルマデック諸島の危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」ケルマデック諸島M5.1の類似19事例以降の発震傾向性

今回のケルマデック諸島M5.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた19件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

ケルマデック諸島を含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは19事例中8例であった。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

パプアニューギニア 19事例中4例
トンガ 19事例中2例
サンタクルーズ諸島 19事例中1例
フィジー 19事例中1例
ケルマデック諸島 19事例中1例

大洋州を除いた各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのはアジアで19事例中13例であった。

アジアで1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

インドネシア 19事例中5例
日本 19事例中4例
フィリピン 19事例中4例
中国 19事例中1例
台湾 19事例中1例
マリアナ諸島 19事例中1例
パキスタン 19事例中1例

また、今回のケルマデック諸島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは19事例中4例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1982年01月02日 M6.3・震度3 父島近海
1982年03月21日 M7.1・震度6 浦河沖(昭和57年(1982年)浦河沖地震)
1993年10月12日 M6.9・震度4 東海道南方沖
2003年09月26日 M8.0・震度6弱 十勝沖(2003年十勝沖地震)
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。