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2020年08月12日南大西洋の南サンドイッチ諸島でM5.0、2週間ぶりのM5以上地震

南大西洋の南サンドイッチ諸島でM5.0、2週間ぶりのM5以上地震


 

USGSによると日本時間2020年08月12日16:39に南サンドイッチ諸島でM5.0の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年03月08日に南サンドイッチ諸島でM4.9の地震が今回の震源からは約26km離れた場所で起きていた。

 

南サンドイッチ諸島における今回の地震について

日本時間2020年08月12日16:39 M5.0 南サンドイッチ諸島(深さ約10km)

南サンドイッチ諸島でM4.5のM5クラス以上地震が観測されたのは2020年07月29日のM5.0以来14日ぶり。今回の震源から約1,118km離れた位置であった。その前は2020年07月26日のM5.2で、今回の震源から約1,236km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源周辺では07月20日にM5.3の地震が今回の震源から東方向に約700km離れた場所で起きていた。

今回の震源から距離300km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年03月08日に南サンドイッチ諸島でM4.9の地震が今回の震源からは約26km離れた場所で起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震10事例のうち、その後1ヶ月以内に最もM7クラス以上の地震が起きていたのは南サンドイッチ諸島で10事例中3例であった。
 

南サンドイッチ諸島の最近の地震活動

南サンドイッチ諸島では2019年にM6.0以上の地震が6回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年に南サンドイッチ諸島で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年08月27日 M6.6 南サンドイッチ諸島(深さ約16km)
2019年04月09日 M6.5 南サンドイッチ諸島(深さ約38km)
2019年04月05日 M6.4 南サンドイッチ諸島(深さ約57km)
2019年11月05日 M6.3 南サンドイッチ諸島(深さ約10km)
2019年11月02日 M6.1 南サンドイッチ諸島(深さ約8km)
※海外時間(UTC)

南サンドイッチ諸島では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が3回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。
 

南サンドイッチ諸島の過去の地震データ

1901年以降、南サンドイッチ諸島で発生してきたM6.0以上の地震は201回でそのうちM7.0以上であったのが19回。20世紀以降、過去最大だったのは1929年06月27日のM8.1で深さは約15kmであった。

南サンドイッチ諸島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1929年06月27日 M8.1 南サンドイッチ諸島(深さ約15km)
1964年05月26日 M7.8 南サンドイッチ諸島(深さ約125km)
1933年08月28日 M7.5 南サンドイッチ諸島(深さ約35km)
2006年01月02日 M7.4 南サンドイッチ諸島(深さ約13km)
2016年08月19日 M7.4 南サンドイッチ諸島(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約300km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると2002年11月15日に南サンドイッチ諸島でM6.6の地震が約86kmの距離(深さ10km)で起きていた。
 

大西洋と南サンドイッチ諸島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大西洋など方面別予測が現在418予測。また南サンドイッチ諸島など震源地別予測が現在792予測となっている。

方面別予測において現在、計418予測中、Aクラスは44予測、Bクラスは133予測、Cクラスは241予測。このうち大西洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が5予測、Cクラス予測が39予測となっている。

また震源地予測では現在、計792予測中、Aクラスが40予測、Bクラスが164予測、Cクラスが588予測となっており、このうち南サンドイッチ諸島に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが25予測となっている。

通常時との比較では大西洋の現在の危険度は100%以下、南サンドイッチ諸島の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」南サンドイッチ諸島M5.0の類似10事例以降の発震傾向性

今回の南サンドイッチ諸島M5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた10件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

南サンドイッチ諸島を含む大西洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは10事例中3例であった。

大西洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

南サンドイッチ諸島 10事例中3例
スコシア海 10事例中1例

大西洋を除いた各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのは大洋州と中南米で、大洋州では10事例中6例、中南米では10事例中5例であった。

それぞれの方面で1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

パプアニューギニア 10事例中3例
フィジー 10事例中2例
ニュージーランド 10事例中1例
バヌアツ 10事例中1例
ニューカレドニア 10事例中1例

チリ 10事例中3例
パナマ 10事例中1例
メキシコ 10事例中1例
アルゼンチン 10事例中1例

また、今回の南サンドイッチ諸島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは10事例中2例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

2004年09月05日 M7.1・震度5弱 三重県南東沖(紀伊半島南東沖地震)
2013年10月26日 M7.1・震度4 福島県沖
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。