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2020年08月13日タンザニアでM6.0の地震、アフリカでM6超える規模は3年ぶり

タンザニアでM6.0の地震、アフリカでM6超える規模は3年ぶり


 

USGSによると日本時間2020年08月13日02:13にタンザニアでM6.0の地震が発生した。アフリカでM6を超える規模の地震が起きたのは3年ぶりとなる。

 

タンザニアにおける今回の地震について

日本時間2020年08月13日02:13 M6.0 タンザニア(深さ約16km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM6.0以上の地震としては2020年08月07日にプリンス・エドワード諸島で発生したM6.3以来6日ぶりで、2020年としては70回目となる(発生日時は日本時間)。

タンザニアでは過去、コンゴに近い内陸部で1910年にM7.3、1919年にM7.2と100年前にM7を超える大地震を記録した事例はあるが、インド洋に面した沿岸部でM6.0以上の地震が起きた例はなく、今回が初めてとなる。

内陸部を含めるとタンザニアでM6以上の地震が発生したのはコンゴとの国境付近で記録された2000年と2005年のケースを除けば1964年05月07日のM6.5以来56年ぶり。

インド洋沿いでは南側のコモロで今回の震源から400km以内のM6以上地震が1985年に2回観測されていた。

アフリカ全体でM6.0以上の地震が発生したのは2017年04月のボツワナM6.5以来3年4ヶ月ぶりとなる。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震14事例のうち、その後1ヶ月以内に最もM7クラス以上の地震が起きていたのは日本で14事例中5例であった。
 

タンザニアの最近の地震活動

タンザニアでは2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

タンザニアでは2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。タンザニアでM6を超える規模の地震が観測されたのは上記の通りコンゴとの国境付近における地震を除けば1964年05月07日のM6.5以来56年ぶり。
 

タンザニアの過去の地震データ

1901年以降、タンザニアで発生してきたM6.0以上の地震は4回でそのうちM7.0以上であったのが2回。20世紀以降、過去最大だったのは1910年12月13日のM7.3で深さは約15kmであった。

タンザニアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1910年12月13日 M7.3 タンザニア(深さ約15km)
1919年07月08日 M7.2 タンザニア(深さ約15km)
1964年05月07日 M6.5 タンザニア(深さ約34km)
1952年01月31日 M6.2 タンザニア(深さ約20km)

タンザニア以外を含め今回の震源から400km以内で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1985年05月14日 M6.4 コモロ(深さ約10km)
1985年05月14日 M6.0 コモロ(深さ約10km)
※海外時間(UTC)
 

アフリカとタンザニアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアフリカなど方面別予測が現在410予測。またタンザニアなど震源地別予測が現在780予測となっている。

方面別予測において現在、計410予測中、Aクラスは44予測、Bクラスは130予測、Cクラスは236予測。このうちアフリカに対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が3予測となっている。

また震源地予測では現在、計780予測中、Aクラスが39予測、Bクラスが164予測、Cクラスが577予測となっており、このうちタンザニアに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較ではアフリカの現在の危険度は100%以下、タンザニアの危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」タンザニアM6.0の類似14事例以降の発震傾向性

今回のタンザニアM6.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた14件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

アフリカで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

ボツワナ 14事例中1例

アフリカを除いた各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのは大洋州とアジアで、大洋州では14事例中11例、アジアでは14事例中11例であった。

それぞれの方面で1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

バヌアツ 14事例中4例
ケルマデック諸島 14事例中3例
フィジー 14事例中3例
パプアニューギニア 14事例中2例
トンガ 14事例中2例
ソロモン諸島 14事例中2例
ニュージーランド 14事例中2例
ニューカレドニア 14事例中1例

日本 14事例中5例
インドネシア 14事例中3例
マリアナ諸島 14事例中2例
台湾 14事例中1例
ミクロネシア 14事例中1例
ミャンマー 14事例中1例
フィリピン 14事例中1例

また、今回のタンザニアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは14事例中5例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1983年05月26日 M7.7・震度5 秋田県沖(昭和58年(1983年)日本海中部地震)
2005年01月19日 M6.8・震度1 関東東方沖
2008年09月11日 M7.1・震度5弱 十勝沖
2016年04月15日 M6.4・震度6強 熊本県熊本地方
2018年09月06日 M6.7・震度7 胆振地方中東部(平成30年北海道胆振東部地震)
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。