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2020年08月13日千島列島でM5.0、03月のM7.5大地震の西側約300kmの位置

千島列島でM5.0、03月M7.5大地震の西側約300km地点


 

USGSによると日本時間2020年08月13日02:30に千島列島でM5.0の地震が発生した。千島列島では03月25日に今回の震源から東側に約300kmの位置でM7.5の大地震が起きていた。

 

千島列島における今回の地震について

日本時間2020年08月13日02:30 M5.0 千島列島(深さ約46km)

千島列島でM4.5のM5クラス以上地震が観測されたのは2020年07月27日のM4.7以来17日ぶり。今回の震源から約126km離れた位置であった。その前は2020年07月26日のM4.6で、今回の震源から約912km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離50km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年05月26日に千島列島でM4.5の地震が今回の震源からは約48km離れた場所で起きていた。

千島列島では2020年03月25日にM7.5の大地震が今回の震源から東側に約300km離れた千島海溝付近で起きていた。気象庁はこの地震について北西太平洋M7.5・震度1と計測していた。深さも57kmと今回の地震と同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震20事例のうち、その後1ヶ月以内に最もM7クラス以上の地震が起きていたのはインドネシアで20事例中7例であった。
 

千島列島の最近の地震活動

千島列島では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年に千島列島で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年12月05日 M5.5 千島列島(深さ約36km)
※海外時間(UTC)

千島列島では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が2回、M7.0以上の大地震が2回起きている。
 

千島列島の過去の地震データ

1901年以降、千島列島で発生してきたM6.0以上の地震は439回でそのうちM7.0以上であったのが40回。20世紀以降、過去最大だったのは1963年10月13日のM8.5で深さは約35kmであった。

千島列島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1963年10月13日 M8.5 千島列島(深さ約35km)
1958年11月06日 M8.3 千島列島(深さ約35km)
1994年10月04日 M8.3 千島列島(深さ約14km)
2006年11月15日 M8.3 千島列島(深さ約10km)
1969年08月11日 M8.2 千島列島(深さ約30km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1963年05月22日に千島列島でM6.9の地震が約23kmの距離(深さ30km)で起きていた。
 

ロシアと千島列島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はロシアなど方面別予測が現在417予測。また千島列島など震源地別予測が現在803予測となっている。

方面別予測において現在、計417予測中、Aクラスは45予測、Bクラスは133予測、Cクラスは239予測。このうちロシアに対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が7予測、Cクラス予測が40予測となっている。

また震源地予測では現在、計803予測中、Aクラスが39予測、Bクラスが168予測、Cクラスが596予測となっており、このうち千島列島に対してはAクラスが0予測、Bクラスが3予測、Cクラスが25予測となっている。

通常時との比較ではロシアの現在の危険度は100%前後、千島列島の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」千島列島M5.0の類似16事例以降の発震傾向性

今回の千島列島M5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた16件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

千島列島を含むロシアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは16事例中2例であった。

ロシアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

千島列島 16事例中2例

ロシアを除いた各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのは大洋州とアジアで、大洋州では16事例中8例、アジアでは16事例中7例であった。

それぞれの方面で1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

パプアニューギニア 16事例中4例
バヌアツ 16事例中3例
フィジー 16事例中2例
ソロモン諸島 16事例中2例
ケルマデック諸島 16事例中1例
ニュージーランド 16事例中1例
サモア 16事例中1例

インドネシア 16事例中5例
日本 16事例中1例
フィリピン 16事例中1例

また、今回の千島列島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは16事例中1例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

2010年12月22日 M7.8・震度4 父島近海
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。