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2020年08月13日茨城県沖でM3.7・震度2、沿岸付近で5日ぶり今年28回目の有感地震

08月11日に地震増加していた茨城県沖でM3.7・震度2、沿岸付近で5日ぶり揺れ


 

気象庁によると2020年08月13日07:40に茨城県沖でM3.7・震度2の地震が発生した。茨城県沖で有感地震が記録されたのは5日ぶり。今年28回目となる有感地震であった。

 

茨城県沖における今回の地震について

2020年08月13日07:40 M3.7・震度2 茨城県沖(深さ約50km)

茨城県沖で有感地震が観測されたのは2020年08月08日のM4.0・震度2以来5日ぶり。今回の震源からは約47km離れた場所で深さは45kmであった。その前は2020年08月06日のM5.6・震度3で、今回の震源から約101km離れた場所で深さは54kmであった。

茨城県沖では08月11日の首都圏地震数概況で述べた通り、首都圏で2日続けて地震数が減少する中、茨城県沖では08月10日の17回から11日は23回と増加していた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震36事例のうち、その後1ヶ月以内に最もM6クラス以上の地震が起きていたのは三陸沖で36事例中5例であった。
 

茨城県沖と関東地方の最近の地震活動

茨城県沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が133回であるのに対し2019年に茨城県沖における1週間平均値は104回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

茨城県沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は485回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては28回目。茨城県沖では2019年に54回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計27回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が12回、M4.0~4.9が12回、M5.0以上が3回となっている。

茨城県沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月06日の茨城県沖M5.6・震度3が挙げられる。
 

茨城県沖の過去の地震データ

1919年以降、茨城県沖で発生してきた有感地震は4,470回でそのうちM5.0以上であったのが558回。またM6.0以上は82回でM7.0以上の大地震は6回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2011年03月11日のM7.6・震度6強で深さは43kmであった。

茨城県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2011年03月11日 M7.6 震度6強 茨城県沖
1924年08月15日 M7.2 震度5 茨城県沖
1923年06月02日 M7.1 震度4 茨城県沖
1938年05月23日 M7.0 震度5 茨城県沖
1982年07月23日 M7.0 震度4 茨城県沖

また今回の震源から約5km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1959年09月08日に茨城県沖でM5.6・震度3の地震が約3kmの距離(深さ51km)で起きていた他、1927年09月05日に茨城県沖でM5.5・震度3の地震が約4kmの距離(深さ58km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約5km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1959年09月08日に約3kmの距離で発生した茨城県沖M5.6・震度3(深さ51km)であった。
 

関東地方と茨城県沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在400予測。また茨城県沖など震源地別予測が現在595予測となっている。

方面別予測において現在、計400予測中、Aクラスは32予測、Bクラスは99予測、Cクラスは269予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が15予測、Cクラス予測が26予測となっている。

また震源地予測では現在、計595予測中、Aクラスが32予測、Bクラスが122予測、Cクラスが441予測となっており、このうち茨城県沖に対してはAクラスが4予測、Bクラスが10予測、Cクラスが18予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は150%以上、茨城県沖の危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」茨城県沖M3.7の類似36事例以後の発震傾向性

今回の茨城県沖M3.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた36件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

茨城県沖を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは36事例中7例であった。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

千葉県東方沖 36事例中4例
茨城県南部 36事例中2例
茨城県沖 36事例中1例
関東東方沖 36事例中1例
茨城県北部 36事例中1例

また、関東地方を除いた各方面のうち、M6クラス以上が最も多く起きていたのは東北地方と千島海溝で、東北地方では36事例中12例、千島海溝では36事例中9例であった。

それぞれの方面で1ヶ月以内にM6クラス以上を記録していた震源と回数。

三陸沖 36事例中5例
宮城県沖 36事例中4例
福島県沖 36事例中2例
青森県東方沖 36事例中2例
岩手県沖 36事例中1例
岩手県沿岸北部 36事例中1例
山形県沖 36事例中1例
福島県浜通り 36事例中1例
福島県中通り 36事例中1例

北海道東方沖 36事例中3例
浦河沖 36事例中2例
根室半島南東沖 36事例中2例
択捉島南東沖 36事例中2例
国後島付近 36事例中1例
十勝沖 36事例中1例
千島列島 36事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。