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2020年08月13日千葉県東方沖でM4.4・震度2、1987年の千葉県東方沖地震付近

千葉県東方沖でM4.4・震度2、1987年の千葉県東方沖地震付近


 

気象庁によると2020年08月13日11:35に千葉県東方沖でM4.4・震度2の地震が発生した。千葉県東方沖で有感地震が記録されたのは35日ぶり。今年27回目となる有感地震であった。

 

千葉県東方沖における今回の地震について

2020年08月13日11:35 M4.4・震度2 千葉県東方沖(深さ約60km)

千葉県東方沖で有感地震が観測されたのは2020年07月09日のM3.4・震度1以来35日ぶり。今回の震源からは約63km離れた場所で深さは37kmであった。その前は2020年07月01日のM2.7・震度1で、今回の震源から約7km離れた場所で深さは57kmであった。

今回の地震は07月01日に2回発生したM4.4・震度2とM2.7・震度1にごく近い場所であった。また1987年12月17日の千葉県東方沖地震(M6.7・震度5)の震源から数kmと近い位置であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震41事例のうち、その後1ヶ月以内に千葉県東方沖を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは41事例中10例であった。
 

千葉県東方沖と関東地方の最近の地震活動

千葉県東方沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が39回であるのに対し2019年に千葉県東方沖における1週間平均値は50回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

千葉県東方沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は485回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては27回目。千葉県東方沖では2019年に33回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は2回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計26回のうちM3.0未満だったのが4回、M3.0~3.9が14回、M4.0~4.9が5回、M5.0以上が3回となっている。

千葉県東方沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月06日の茨城県沖M5.6・震度3が挙げられる。
 

千葉県東方沖の過去の地震データ

1919年以降、千葉県東方沖で発生してきた有感地震は1,990回でそのうちM5.0以上であったのが202回、M6.0以上が31回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1923年09月02日のM6.9・震度5で深さは27kmであった。

千葉県東方沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1923年09月02日 M6.9 震度5 千葉県東方沖
1923年06月02日 M6.8 震度5 千葉県東方沖
1987年12月17日 M6.7 震度5 千葉県東方沖(千葉県東方沖地震)
1937年10月17日 M6.6 震度4 千葉県東方沖
1954年07月18日 M6.4 震度4 千葉県東方沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1987年12月17日に千葉県東方沖でM6.7・震度5の地震が約2kmの距離(深さ58km)で起きていた他、1923年09月02日に千葉県東方沖でM5.2・震度1の地震が約4kmの距離(深さ11km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1987年12月17日に約2kmの距離で発生した千葉県東方沖M6.7・震度5(深さ58km)であった。
 

関東地方と千葉県東方沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在400予測。また千葉県東方沖など震源地別予測が現在595予測となっている。

方面別予測において現在、計400予測中、Aクラスは32予測、Bクラスは99予測、Cクラスは269予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が15予測、Cクラス予測が26予測となっている。

また震源地予測では現在、計595予測中、Aクラスが32予測、Bクラスが122予測、Cクラスが441予測となっており、このうち千葉県東方沖に対してはAクラスが1予測、Bクラスが6予測、Cクラスが12予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は150%以上、千葉県東方沖の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」千葉県東方沖M4.4の類似41事例以後の発震傾向性

今回の千葉県東方沖M4.4の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた41件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

千葉県東方沖を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは41事例中10例であった。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 41事例中5例
千葉県東方沖 41事例中3例
関東東方沖 41事例中3例
神奈川県西部 41事例中2例
千葉県北東部 41事例中2例
千葉県北西部 41事例中1例
千葉県南部 41事例中1例
千葉県南東沖 41事例中1例
相模湾 41事例中1例
房総半島南方沖 41事例中1例

また関東地方を除いた各方面のうち、M6クラス以上が最も多く起きていたのは東北地方で41事例中11例であった。

東北地方で1ヶ月以内にM6クラス以上を記録していた震源と回数。

三陸沖 41事例中7例
福島県沖 41事例中2例
青森県東方沖 41事例中2例
岩手県沖 41事例中1例
宮城県沖 41事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。