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2020年08月13日アラスカに近いアリューシャン列島でM5.6、世界で本日4回目のM6クラス地震

アラスカに近いアリューシャン列島でM5.6、世界で本日4回目のM6クラス地震


 

USGSによると日本時間2020年08月13日15:39にアリューシャン列島でM5.6の地震が発生した。今回の地震は07月22日のアラスカM7.8震源に比較的近かった。

 

アリューシャン列島における今回の地震について

日本時間2020年08月13日15:39 M5.6 アリューシャン列島(深さ約13km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては2020年08月13日にパキスタンで発生したM5.6以来で、2020年としては234回目となる(発生日時は日本時間)。日本時間で本日世界4回目のM6クラス地震。

日本時間2020年08月13日02:13 M6.0 タンザニア(深さ約16km)
日本時間2020年08月13日07:32 M5.5 フィリピン(深さ約10km)
日本時間2020年08月13日07:40 M5.6 パキスタン(深さ約13km)

アリューシャン列島でM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2020年03月02日のM5.7以来164日ぶり。今回の震源から約1,783km離れた位置であった。その前は海外時間(UTC)2020年01月26日のM5.7で、今回の震源から約1,795km離れていた。

今回の震源周辺では日本時間2020年05月09日にアリューシャン列島でM4.7の地震が今回の震源からは約76km離れた場所で起きていた。

今回の地震は07月22日のアラスカM7.8の震源から約600km西側に離れた位置で発生した。アラスカM7.8以降の余震がM7.8の震源から西方向に300km程度拡大していたことから、一連の震源域にも比較的近い場所であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震17事例のうち、その後1ヶ月以内にアリューシャン列島を含む北太平洋でM7クラス以上の地震が起きていたのは17事例中2例であった。
 

アリューシャン列島の最近の地震活動

アリューシャン列島では2019年にM6.0以上の地震が4回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にアリューシャン列島で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年04月02日 M6.4 アリューシャン列島(深さ約8km)
2019年11月24日 M6.3 アリューシャン列島(深さ約20km)
2019年05月23日 M6.0 アリューシャン列島(深さ約30km)
2019年12月02日 M6.0 アリューシャン列島(深さ約28km)
2019年01月05日 M5.9 アリューシャン列島(深さ約30km)
※海外時間(UTC)

アリューシャン列島では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が2回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。
 

アリューシャン列島の過去の地震データ

1901年以降、アリューシャン列島で発生してきたM6.0以上の地震は483回でそのうちM7.0以上であったのが56回。20世紀以降、過去最大だったのは1965年02月04日のM8.7で深さは約30kmであった。

アリューシャン列島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1965年02月04日 M8.7 アリューシャン列島(深さ約30km)
1946年04月01日 M8.6 アリューシャン列島(深さ約15km)
1957年03月09日 M8.6 アリューシャン列島(深さ約25km)
1906年08月17日 M8.3 アリューシャン列島(深さ約110km)
1986年05月07日 M8.0 アリューシャン列島(深さ約33km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1993年11月19日にアリューシャン列島でM6.5の地震が約81kmの距離(深さ30km)で起きていた他、2003年02月19日にアリューシャン列島でM6.6の地震が約98kmの距離(深さ19km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは2003年02月19日に98kmの距離で発生したアリューシャン列島 M6.6(深さ19km)であった。(時刻は海外時間(UTC))。
 

北太平洋とアリューシャン列島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北太平洋など方面別予測が現在432予測。またアリューシャン列島など震源地別予測が現在833予測となっている。

方面別予測において現在、計432予測中、Aクラスは48予測、Bクラスは135予測、Cクラスは249予測。このうち北太平洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が1予測、Cクラス予測が34予測となっている。

また震源地予測では現在、計833予測中、Aクラスが43予測、Bクラスが171予測、Cクラスが619予測となっており、このうちアリューシャン列島に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが31予測となっている。

通常時との比較では北太平洋の現在の危険度は100%以下、アリューシャン列島の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」アリューシャン列島M5.6の類似17事例以降の発震傾向性

今回のアリューシャン列島M5.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた17件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

アリューシャン列島を含む北太平洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは17事例中2例であった。

北太平洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

ハワイ 17事例中1例
アリューシャン列島 17事例中1例

北太平洋を除いた各方面のうち、M7クラス以上が最も多く起きていたのはアジアと大洋州で、アジアでは17事例中10例、大洋州では17事例中9例であった。

それぞれの方面で1ヶ月以内にM7クラス以上を記録していた震源と回数。

日本 17事例中5例
インドネシア 17事例中4例
ミャンマー 17事例中1例
中国 17事例中1例

ロイヤリティ諸島 17事例中3例
フィジー 17事例中2例
バヌアツ 17事例中2例
サンタクルーズ諸島 17事例中1例
パプアニューギニア 17事例中1例
ニューカレドニア 17事例中1例
ニュージーランド 17事例中1例

また、今回のアリューシャン列島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは17事例中5例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い)

1961年01月16日 M6.8・震度4 茨城県沖
1973年06月17日 M7.4・震度5 根室半島南東沖(1973年根室半島沖地震)
1991年05月03日 M6.6・震度3 小笠原諸島西方沖
2010年05月26日 M6.4・震度4 南大東島近海
2016年11月22日 M7.4・震度5弱 福島県沖
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像はU.S. Geological Surveyより。