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2020年08月14日与那国島近海でM4.1・震度1、2日前の地震から北側の震源

与那国島近海でM4.1・震度1、2日前の地震から北側の震源


 

気象庁によると2020年08月14日14:19に与那国島近海でM4.1・震度1の地震が発生した。与那国島近海では2020年08月12日08:07にもM4.6・震度1の地震が深さ18kmで起きていた。

 

与那国島近海における今回の地震について

2020年08月14日14:19 M4.1・震度1 与那国島近海(深さ約20km)

与那国島近海で有感地震が観測されたのは2020年08月12日のM4.6・震度1以来2日ぶり。今回の震源からは約55km離れた場所で深さは18kmであった。その前は2020年07月26日のM5.5・震度2で、今回の震源から約72km離れた場所で深さは51kmであった。

今回の震源は2日前の前回M4.6震源から北方向に上記の通り約55km離れた地点であった。

与那国島近海では前年に比べ有感地震発生数が増加している上に、現在の地震数も前年を上回った状態であること、06月中旬には複数回のM6クラスを含むM5台地震が群発していたことから、引き続き地震への注意が必要である。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震3事例のうち、その後1ヶ月以内に与那国島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは3事例中2例であった。
 

与那国島近海と沖縄地方の最近の地震活動

与那国島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が51回であるのに対し2019年に与那国島近海における1週間平均値は20回であったことから、現在の状況は多いと言える。

与那国島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は353回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては14回目。与那国島近海では2019年に4回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は2回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計13回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が4回、M5.0以上が9回となっている。

与那国島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が挙げられる。
 

与那国島近海の過去の地震データ

1919年以降、与那国島近海で発生してきた有感地震は352回でそのうちM5.0以上であったのが160回。またM6.0以上は35回でM7.0以上の大地震は3回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1947年09月27日のM7.4・震度5で深さは96kmであった。

与那国島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1947年09月27日 M7.4 震度5 与那国島近海
1966年03月13日 M7.3 震度5 与那国島近海
2001年12月18日 M7.3 震度4 与那国島近海
1978年12月23日 M6.9 震度3 与那国島近海
1946年12月19日 M6.8 震度4 与那国島近海

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1986年03月22日に与那国島近海でM5.3・震度1の地震が約9kmの距離(深さ33km)で起きていた他、1982年12月17日に与那国島近海でM6.1・震度3の地震が約13kmの距離(深さ60km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約50km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1947年09月27日に約45kmの距離で発生した与那国島近海M7.4・震度5(深さ96km)であった。
 

沖縄地方と与那国島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在393予測。また与那国島近海など震源地別予測が現在583予測となっている。

方面別予測において現在、計393予測中、Aクラスは31予測、Bクラスは97予測、Cクラスは265予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が8予測、Bクラス予測が14予測、Cクラス予測が23予測となっている。

また震源地予測では現在、計583予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが119予測、Cクラスが433予測となっており、このうち与那国島近海に対してはAクラスが1予測、Bクラスが7予測、Cクラスが19予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は150%以上、与那国島近海の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」与那国島近海M4.1の類似3事例以後の発震傾向性

今回の与那国島近海M4.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた3件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

与那国島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは3事例中2例であった。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数。

与那国島近海 3事例中1例
奄美大島北西沖 3事例中1例
沖縄本島近海 3事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。